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2025年08月06日
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ド平日にもののけ姫を見てしまった...。

2009年03月26日
 昨日家に帰ったら、何故か父によってもののけ姫の上映会が催されてて、結局寝るまで見てしまったという夜11時。
 もののけ姫ももう十年以上前の作品ですが、上映当時(映画館に友人と見に行った)の私が、果たして色々なことを理解していたのか今だからこそ謎です。当時は一体何を考えて見てたんだろうかと。ラスト近くのシシ神(デイダラボッチばーじょん)が破裂するところでは、隣に座っていた友人が派手に驚いてたことだけは覚えてます。全編手描きというのも当時はもう珍しかったんでしたっけ? エクセルサーガは何年前だったかなぁ(アニメ製作のデジタル化の話があった。ハイル・イルパラッツォ! これも一部黒田脚本)。
 完成度は後作品の千と千尋の方が上だと思いますが、こちらは予告編にそそられず、劇場には見に行きませんでした。地上波初見で、やっぱり面白いものは面白いんだなぁと納得した記憶が。なのでハウルは原作好きだったけど劇場に行って、原作とは別にジブリ版で大ハマリしました。
 これらの作品に大きな問題があるとすれば、某プロデューサーの意向が大反映されているということです。サンの台詞を聞くたびに、がっかりしてしょうがないです。トキさんととっかえてくれ…。千と千尋と00を見比べると、たぶん入野さんの声にびっくりするんだろうと思います。うん、若手を育てるっていうのは大切なことだよね…。ハウルが意外と聞けたのは、あんまり喋らないし台詞のセンテンスが短かったからだと思うんだ。

 個人的には千と千尋よりもののけ姫の方が好きですが、今年のアカデミー賞でおくりびとが外国語映画賞を取ったことで、より強く思ったのは、分かりやすいって大事なんだな…ってことかなぁ。
 もののけ姫って分かり難いんですよね。で、千と千尋は、多分宮崎監督が意図的に視聴者の対象年齢を主人公とあわせるように低く設定していることと、基本的には主人公成長型のボーイミーツガールものとしての側面が強いから、わかりやすいんだと思います。あと千と千尋の方が画面が派手ですしね。画面に見られる題材としては、同じ日本特有の神々の概念を扱っているにも関わらず、英語圏で後千と千尋の方が受けたのは、それらの要素のお陰だと思う。
 アシタカには成長の要素がねーよ(と見返して改めて思った)。しかし彼はAKY(あえて空気読まない)ですね。

 おくりびとが分かりやすい、というのは内容とかストーリーとかいうことではなく、様式美という点においてです。最近参列した友人の結婚式が、いわゆるキリスト教式結婚式で、微妙にプロテスタント寄りのような気がしたんですが、新郎新婦共にプロテスタントでもカトリックでもなく、もちろんこちらも宗教とは無縁です。でも新婦がお父様とヴァージンロードを歩いてくるとじんわりしちゃうし、十字架を前にするとかしこまっちゃうし、賛美歌と聖書(朗読)を前にすると背筋が伸びるのは、無宗教とは関係なく(だからこそ、かもしれない)、そこにある様式に圧倒されるからだと思いましたね。肩肘を張る必要はないけれど、こういったイベントには、ある程度の形式も必要なんだ、と改めて思いました。
 若いときは入学式とか卒業式とか、あの予定調和な感じをバカにしてた嫌な子どもでしたよ。そのわりに、卒業証書授与のときのBGMが、エルガーの威風堂々1番でないことに本気で拗ねた記憶があります。今年の母校ではベートーヴェンの九番第三楽章だったらしい。今でこそいいなぁと思いますが、当時は知りもしなかった。

 千と千尋よりさらに完成度が高いのはラピュタだと思います。これも典型的なボーイミーツガールもので、分かりやすいムスカ(シリアス担当)という悪役がいて、最初は敵だったノーラ海賊団(コメディ担当)が味方になって、ラピュタという分かりやすくかつ明確な目的がある(ストーリー的にも、主人公的にも)。
 というか何が凄いって、ラピュタはたった2時間という尺で、納得出来ない設定が何ひとつないんですよ。全部作中で説明されていて、それが単純明快。これって凄い事ですよ。同じ完成度の高い作品でも、千と千尋には「?」となる要素がいくつかあって(カオナシとかね)、それは分からなくてもいいことなんですが、綺麗に分からせてくれると感動するじゃないですか。それを伏線回収とも言いますが、ラピュタはそれが鮮やかなんだよなぁ。最近はそれをややこしくする作品が多すぎる。ハウルもそれが強かったし、00もそうなんですよね。00はメディアミックスで伏線回収する、というようなことを恐ろしいことに監督が仰ったようですが、ジブリ作品は劇場版本編以外ではまったくそれを望めないので、宮崎監督はいつも大変なことをしていると思います。お父様の方です。息子さんの方は何か色々不足してる。ゲドも原作好きなので劇場行きましたけどね! 珍しく弟がおもしろかった、と評価しているのに、私は不満たらたらだった…。

 なんてことを書き連ねつつ、時折(一年に一回くらい)ふっと見たくなるのはもののけ姫なんですよね。ハウルはDVD持ってるんですが、もののけ姫はBDが出るまで待つつもりで、全然その手の話を聞かないのはディズニーだから?
 もののけ姫と千と千尋はBD欲しいなぁ。大きな画面のテレビとBDレコーダーを買って、手元に置いておきたい作品が増えました。これ以上増やしてどうする。

 そういえば最近改めてびっくりしたことと言えば、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアのクローディアが、キルスティン・ダンストだったってことだ! ジュマンジにも出てて、魔女の宅急便ではキキの吹き替えをしえたってことだ! あーびっくりした。彼女はスパイダーマンで有名なのかな。私が認識したのはエリザベスタウンですけど(目当てはオーランド・ブルーム)。
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どうやら、

2009年03月25日
 ヒリングはちゃんと(ちゃんとって何だ)女の子のようですが、じゃあ何で二期8話でタキシード着てたんだ。可愛いからか。可愛いからなのか!! ちくしょう可愛いじゃないか! イノベみんな可愛いよ! 何でこんなに可愛いのか! 
 そしてアニューは動かしやすい気がする。可愛い。でも大人。それでもって親人間として書けるから、非常にありがたい。この子もリヴァイヴも小さい(身長的に)けど、二十台入りくらいで書いていいのだろうか。リヴァイヴは『少年』でもまあいけるけど、アニューは『女の子』ってイメージではないな…。ブリング・デヴァイン組は完全に『青年』だし、リボンズは『少年』ヒリングは『少女』。リジェネは『男の子』だしなぁ。まあ正直、性別(もしくは声)が発覚する前のティエリア・リジェネ組は、一見では女の子キャラだと思いました。
 最終回がこわいです。いろんな意味でね…。
 でもこれガンダムなので、ティエリアにもガンダム乗ってほしいんだけど、無理…か……。だってこれガンダムなんだぜ。

最近のこと

2009年03月23日
 大河は前回前々回が脚本・役者的に良作だったせいか(「良」の種類がちょっと違うところがありますが)、今回はツッコミどころ満載ですねー。精神論はいいから! 囲炉裏囲んでるときは納得させられそうになったけど、そのあとがないわー。まさか戦術的にも義だの根性だの言い出すんじゃないだろうなと。謙信が常勝将軍だったのは別に神様だったからじゃないから! いや、そのあたりはいいんですけどね。
 ってか人間関係と細かいイベントが脚本家が、こう、ね……。
 折角政治的なやりとりで燃えられるところだと思ってたのに。
 菊姫には期待ですけど(でも裏のパートナーとか表のなんたらとかやめてくれ。裏とか表とか、言い方がいかがわしいよ!)、幸村が出るまで見るけど! 上杉はあとは鷹山まで転落人生だから…。

 WBC、勝ったのはいいですが、もう韓国とはいいんじゃないかと思うんですが。9戦中5戦が韓国相手って、いくらなんでもないと思う。日程の都合もあるだろうけどさー。あるだろうけど、もう、韓国はいいよ…。別の相手との試合が見たいよ…。韓国が強いのは分かってるからさ…。
 それにしても向こうの人はなんでいちいちコメントがカッコイイのか。

 ティエリアとリジェネに関しては、ラジオにおいてゲスト大型新人さんによってネタバレフォローが入りました。入ったけど、本編見ただけじゃ絶対わかんねーっす。微妙にタイミングもずれてる気がするんですが、そのあたりはどう辻褄を合わせれば…?

002nd#24「BEYOND」

2009年03月22日
 何か、まるで逆シャアへのオマージュにしか見えないんですが、ですが、結構予想の斜め上だった!!(ごめん 笑 っ た … !)
 みんなガンダム降りちゃったよ、とか、流石大貫さん作画でライルがやたら格好良かったとか、ちょ、ティエリア!(色んな意味で) おいおいリジェネ! とか、一部ファーストのフィルムが混ざってるようですが、とか、沙慈とルイスは良かったね、と思えたとか、アンドレイはホント「その通りだな!」ってことしか言ってないとか、せっさんバネェって感じですが、個人的には分かり合う方法がルール違反なんじゃないのって気がしなくもない。

 で、イオリア計画にはあんまりひねりがなかった件。
 でもまさかティエリアが語り出すとは思わなかった(斜め上!)。巨大コンピューターが語り出すのって、お約束と言えばお約束ですが、でもティエリアが語るのかよ! 妙に笑いのツボを突きました。だってリジェネもいるんでしょ。
 勿体なかったのは、折角の大貫さん回に、ティエリアもリジェネも画面の登場が少なかったことですか。勿体ない。

 MS的にはケルディムがやたらとかっこよかったってのと、リボンズ様の機体はアレハンドロ氏の流れ汲んでんじゃないかってことくらいですか。
 アリーさんはしつこいかもしれないけど、生き残っても良かった気がします。

 まあある意味黒田氏らしいと言えばらしい展開だとは思う。問題は8割方書き終わってるスパコミ新刊を、かなり根本的に書きかえなきゃならないってことくらいですが。
 ティエリアのヴェーダ化に関しては、1期から方々で言われてたのでいいのですが、そのヴェーダ化の方法が問題だぜ。あと声だけティエリアで喋っちゃうのも個人的に大問題なんだぜ。
 だからと言うわけではないですが、スパコミ新刊は何故か生きてるニールによるティエリア奪還作戦と、バネェせっさんによるティエリア捕獲作戦です。三冊目が出せたらいいな。

 ここでオフの話とか、結構混乱してるのかもしれません。

 ティエリアはリジェネにヴェーダから情報規制受けてるようなことを言われてましたが、そうじゃなくて、イノベで唯一全てを知らされていたのかもしれない。自分たちを指してイノベイドと言ったところとか、計画の全貌を知らされてはいなかったとしても、計画の肝心のところ、主旨みたいなものはやっぱり知っていたのかもしれない、と思いました。自分をイノベイドとは思っていたけど、イノベイターとは思っていなかったから、リジェネの出現と口上にびっくりしたのかもしれない。
 リボンズへの反発は完全にロックオンを馬鹿にされたからだけど(笑)。
 ヴェーダに蓄積されてる筈のデータを経験として取り込めたなら、ティエリア一気に二百歳くらい年とったことに。

 ライルは結局複雑怪奇なキャラだったのか、それともシナリオの都合なんだかよく分かりません。彼が家族の復讐を求めなかったのは、スメラギさん曰くの過去の払拭を考えなかったからなのか、単純に未来をちゃんと見ていたからなのか今更よく分からなくなった。アニューという身近な存在を喪ったことで、改めて過去を思い出してしまったのかもしれない。ただ、人と人が分かりあうことと、復讐することは別もので、そこが沙慈と違うところなんでしょうが。
 そう考えると沙慈が異常なほど偉大ですが、なにげに引き金引いたね、沙慈…(しかも当たった)。
 しかしライルはえらく格好良かった。

 トランザムバースト? 思い出せませんがそんなダブルオーの新トランザムが、刹那の金目をスキャンして発動するっていうところに、妙な拘りを感じたというか、ということは物理的に瞳のつくりが変化してるってことなわけで、そんな方向に人類は変わらなきゃならないのかとちと疑問。
 別に人類がみな刹那になれということではないと思うんですが、現状分かりあうってことにはスーパーGN粒子が必要で、それって何か違くないか? と。来るべき対話じゃないですが、人間である以上、脳量子波云々ではなくて、言葉を用いた対話で分かり合うべきだと思うんだけどなぁ。そのあたりはあと1話ですがマリナさんに期待なのか。

 文句ばっかり言ってるように見えますが、親に「真剣に見てるとこごめんね!」と言われる程度には画面に食い付いてました。面白いことには面白いんだ。つっこみどころが多いだけで! でも長崎さんって戦闘は苦手なのかなと思った。

 来週やってほしいのは、刹那vsリボンズは分かってるので、

・リジェネがヴェーダと完全リンク? 出来た理由
・ティエリアがヴェーダと完全リンク出来た理由
・ティエリアが喋ってた理由(リジェネがティエリアを迎え入れたんじゃないの?)
・アレルヤを戦闘で活躍させてあげてくださいハレルヤでもいい
・ティエリアはもう戦闘無理だろ…うけど、これガンダムだから!
・マリナ様のヒロイン的活躍
・スメラギさんとカティさんの戦術
・ライルはもう終わり?
・グラハムを誰か拾ってきて

 ……三十分じゃ無理だ!

002nd#23「命の華」(暫定)

2009年03月22日
 場所だけ取っておきます。