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2024年05月20日
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002nd#08「無垢なる歪み」

2008年11月23日
※ティエリアロックオン周辺イノベーターあたりのみです

 リボンズ様一生ついていきます。
 と思わなくもなかった今週のだぶるおー。

 なんでって、パーティーの男性陣の格好見た途端、リボンズ様のあのヒラヒラとか足元とか浮いてることが分かっちゃったからですよ。なんか立場よく分からないのに(VIPらしーけども)男性陣にティエリア差し出されちゃうリボンズ様とか、ホールの真ん中独占して踊るってどんな罰ゲームなリボティエとか。あの曲半音上げてやってくれませんか。なんで短調なの。気が滅入るじゃないか。
 因みに今週一番のもえどころは、躓いたティエリアを強引にすくい上げるリボンズ様です。あそこにすっごい色気感じた! ヒールはいてるティエリアより背が低くなくてよかったリボンズに何か色々たぎりました。リボティエでも十分すぎるくらいいける! あの、フォローっつーには強引な感じのあのフォローが! ほんと! もえる!!

■リジェネとティエリア

 落ち着くといいんじゃないか。
 うん、あれー素直にリジェティエ(しかもリジェ→ティエ)じゃねーと思いましたが、結構真面目に考えてリジェネは寂しかったんだろうかと。自分だけ仲間内に同じ顔がいないから、じゃなくて(そういやリヴァイヴの片割れも行方不明なんですが、何処に消えちゃったんですか監督…)いやそれもあるんですが。
 造られた者、の自覚があるイノベーターにとって、多分自分たちがこういう姿形であるのも、計画のうちというか定義されたこと、意味のあることなのでは。そうなると同じ顔(=同型)がいるというのも意味があることで、それが当たり前なことなのにリジェネにはティエリアがいない。しかも片割れは今計画を邪魔する立場にいるらしい。なんでそんなことに、じゃあ迎えに行ってやれと、どうやらリボンズに従うばかりでないリジェネのパーソナリティの確立に『ティエリア(=同型)がいなかったこと』が関係しているのではないかと推測。
 NTによれば素直に何でも言っちゃうらしいリジェネ(と留美)が、実は計画を一番良く把握してるんじゃないかと思わせるのもそのせいですかね。リボンズは第三段階までの計画を計画としてしか見ていないし、CBは第一段階までの理念を至上とし、そもそも他段階の存在を知らない。今回それを知らされたティエリアが、計画に視点を置いたとして、リジェネと同じものを見る可能性があるかなぁと思いました。
 っていうかリジェネ一方的に繋がりすぎやん。

 ついでにイノベーターのシステムについて。

 身体的謎その他があっさり明かされたので復習。

 1.塩基配列にパターンがあって、遺伝子操作とナノマシンで老化を抑えている。
 2.GN粒子を媒介とした脳量子波でヴェーダとのリンクを行い、情報伝達を可能とする。
 3.宇宙に適応した存在である。

 宇宙に適応とか言われるとワクワクしてしまうファースト世代、嘘ですファースト全部見てません。ニュータイプ! とか思ってしまうのは仕方がないんです宇宙世紀面白いよ…。超兵がますます強化人間に。CBの(故意かな?)の技術流出が人革連にも及んでることに。超兵の脳量子波の媒介物質はなんだろう?
 でもリジェネ→ティエリアで「頭の中に声が…!」のとき金目になってなかったので、リボンズとリジェネでやってた情報共有とはまた別回線ってことになるのか。リジェネとティエリアは完全同型だから、金目とはまた別の専用回線で、「いつも繋がっているのだから」ってことでいいのかな。

 宇宙環境に適応するためにナノマシンを利用しているけれども、精神衛生上ときどきは地上に降りる必要がある、と1期で情報出ているので、完全に宇宙適応しているイノベーターはその必要がないってことで、ティエリアの地上嫌い伏線がこれで回収。さらに刹那のファーストキス時の「言わなくても分かる」も、実は脳量子波で、ネタではなく本当に『言葉にしなくとも理解出来た』という伏線回収かなぁ。
 計画遂行に何故老化を抑える必要があるのかがよく分からないですね。老化を抑える=長生きという解釈なんだろーか。もともと長期的な計画だから、ということなのか。
 わざわざ同型がいるのはバックアップのため、というのが一番簡単だとは思うんですが、00のテーマそのものが「ダブル」なので、もっと深い意味がある…のかもしれない。教えて水島監督黒田脚本設定千葉氏!

 GN粒子を媒介に、というのも微妙な線ですよね。作中にGN粒子散布、という台詞があるように、GN粒子にも濃度があって、そもそも自然界にもともと存在するものではないから作り出して散布する必要がある。そう考えると携帯が圏外になるように、GN粒子の存在しないところではイノベーターは脳量子波を使えないってことになります。そう言う意味ではマイスターであり、常にヴァーチェ(太陽炉)が傍にあったティエリアっていうのは、すごく恵まれた環境にいるってことだなぁ。
 で、現在連邦がGN粒子をまき散らしてる状態っていうのは、イノベーター的には万々歳ってことになる。圏外箇所がなくなるってことだから、便利能力脳量子波使いたい放題。リボンズ様には世界中のありとあらゆるネットワークコンピューターに接続出来るって素敵能力があるんですよ(小説参照)。これも脳量子波ありきの能力なら、GN粒子が世界中に散布されてるっていうのは彼等には必要なことであると。

 さらについでにイオリアの計画をつまみ食い

 外宇宙という言葉にもワクワクします。外宇宙にもいろいろ定義はあるようですが、ガンダム的には月の向こうでいいんだったかな。「来るべき対話」っていうのが相変わらずわけわかめですが、やっぱり監督的には木星人とガンダムで戦わせたいんでしょうか。太陽炉木星で造ってるけど。
 イオリア・シュヘンベルグって人は、ほんと人間が好きなんだけど人間を信じられない人なんだなぁと思います。論理的根拠はない。第一段階の紛争根絶に固執したっていうのは、人間世界の中でその問題を解決したいと思ってたということかなと。外宇宙進出は人類の可能性を肥大化させ、ひょっとしたら現在の戦争に使われるエネルギー(闘争本能とかそういうのも含め)が全て宇宙進出に向けられるから、ということなのかな。空気とか重力とかそういうものではなく、宇宙環境に未適応の人類の先導者イノベーターも、あくまで人類そのものが宇宙に適応するための道筋でしかないのかとも思います。イオリアのじいさん(byロックオン)が、人間以上に人間らしくもなれるだろう、人間以外の人間に無慈悲であるとは考えたくないですが。

■リボンズとティエリア(その2)

 だからダンスで引っかけたティエリアをフォローしたリボンズ様が…じゃなくて。
 うん、何かリボンズがティエリアをどう扱ってるのかの謎が深まってしかいない気がする。ヴェーダのアクセス権に関して、リボンズはかなり明示的にティエリアを特定してエラーにしてるわけで、1期からティエリアのことはかなり意識してたことになります。でもそれはアクセス拒否してCBが滅んで(=ティエリアも死んで)というところで、完結していたことである。つまり結構どうでもいい存在だった筈なのに、前回の予告では散々煽ってくれたし、ロックオンのことを持ち出して嫌味言うし、結局同じ存在のティエリアが『墜ちた』ことが気にくわないのかなぁ。
 「泳がせておきたかった」というのも結構気になるところです。4年前にCBが滅んでるのが計画の本当なら、今リボンズはやっきになってCBを潰しにかかってもいいと思うんですが。ティエリアを泳がせる、というのがこの四年間で実質ティエリアがCBを蘇らせたということも含めてなのかなぁ。リボンズ的にはティエリアがそこまでしたことがびっくりなんでしょーか。教えて水島監督黒田脚本!
 あとはトレミー内の人間関係まで把握しているリボンズにびっくりましたですぅ。ティエリアがロックオンにデレたのってアク禁くらった後なんですが、まだ見てたんですかリボンズ様。

■ティエリアとロックオン・ストラトス

 あの、すいません。正直リボンズにここ突っ込まれるとは思ってもみなかったので、作中キャラの(しかもティエリアに関わり深いラスボス候補)に言われると、インタビューで監督が「ロクティエは鉄板」(語弊アリ)とか仰っていたのよりよっぽどインパクト強いんですが。
 繰り返しになりますが、リボンズ的には腹立たしいの、かな。リボンズの口から「家族」って単語が出てきたことにもびっくりでしたが、その意味をきちんと理解してるってことに今後何かがあるといい。イノベーターもある意味家族と推測している身としては、『同類という意味で結ばれている家族』と『そうでない何かで結ばれている家族』の対比みたいなものを期待したい。ティエリアはそのどちらにもなりえるわけで、今回は啖呵きって物別れに終わりましたけど、リジェネが「また会いに来る」と言っていることからもまだまだ『同類』問題は引きずるわけで、悩めばいいと思った。
 大森版ロックオンも「悩み苦しむってことは成長している証なんだぜ」って言ってたよ。ところで大森版ロックオンは保護者度が明らかに上がってます(あとスメラギさんも上がってる)。本人曰く後見人らしいんですが、ロクティエ的にはちょっと美味しいシーンと台詞が増えてるのでオススメです(コミカライズの話)。

 話が微妙にズレたのでロクティエに修正。
 何か出ましたねロックオン。眼帯をしていなくて、手袋もしていないところにもの悲しさを感じたわけですが(必要ないってからって演出か…)、何かあれ憑いてんじゃないのなんて思ってません。真面目な話ティエリアにとってロックオンがどれだけでかい存在かっていうのがこれ以上になく描かれたと思うわけですが、まだ、引っぱるんだよね…? ライルとかライルとかCパートで「ところがぎっちょん!」登場のアリーさんとかまだいますもんね…。引っぱるんですよねこれ…。
 本編でこれだけやられると考察も妄想も余地がないというか、フェルトの件も含めて「家族」ってのにホントお腹のあたりがもぞもぞします。
 いやだって、00でまさかああいう演出やられるとは思ってなくて。1期の刹那の夢オチマリナ様でもびっくりしたくらいなんですよ。幻影とか…アレマリちゅーで見識を改めるべきでした。

 そろそろライルが主人間関係に絡めばいい。いやほんとお願いします。

■ティエリア関係他

 実はティエリアの性別ってあまり言及したくないんですが(男として扱ってますけど)、リボンズがリジェネを「彼」って言ってたことに激しく違和感が。ヒリングが「ヒリング・ケア。イノベーターよ」とえらく可愛らしい声で言ってたことに驚愕が。ティエリアのドレス仕様声には笑ったんですけど、ティエリア自身「男だと知られている」と言ってるだけで、確定台詞ないんですよね。ヒリングが『イノベーター唯一の女性』だという雑誌情報もあるみたいなんですが、微妙…。
 どちでもいい、んだけど、これまでの情報全部修正しなきゃいけない可能性が消えないまま一年が過ぎました。リジェネの一人称も「僕」だった。修正しないと。

 あとアーサー・グッドマン氏が「可憐」って言ってた対象がティエリアかリボンズか真面目に悩んだ俺は僕は私は。だってリボンズ様はエンジェルだもん。エンジェル…(笑)。

 年齢的にはルイスとティエリアのドレス取り替えるべきじゃないのかと小一時間。ティエリアの手袋無しも問題だけど、ルイスの膝上は二十歳過ぎてる女性としてはアウトだと思うんですが。いや流石にティエリアに膝上ドレスはいろいろまずいと思いますけど、とりあえずここで締めにこう言わせて下さい(長くてすいませんでしたー。でもまだ触れてないところいっぱいあるんです)。

 スメラギさんグッジョブ!!!
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