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2025年02月24日
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002nd#09「拭えぬ過去」
2008年11月30日
ほんとアリーさんには勝てる気しねぇなぁと思います。グラハ…ミスターブシドー以上に勝てる気がしない。
セラヴィーのギミックには笑った。あそこで膝キャノン撃つのかと思ったら手かよ! セラヴィーの腕部分とビームサーベルのマウント方法が一緒なので、いつかセラヴィーは分離すると信じてます。ヴァーチェのときパージした装甲を拾うのが大変だったから、パージ装甲でもう一体ガンダムが出来るように工夫したんだよきっと。大体ティエリアってスパロボだとリアル系なのに中途半端に装甲が厚くて、鉄壁なんていらないからひらめき寄越せよおぉぉ的なキャラの匂いがプンプンします。援護攻撃と援護防御もある。デフォルトでヒット&アウェイが欲しい感じの中途半端にサポートキャラ。愛は持ってても許すよ! で、今の流れだと刹那とロックオンとは合体攻撃あるけどアレルヤとはない感じ。あれー?
話がズレた。
刹那とアリーさん、ティエリアとアリーさんでしっかり会話が成り立ってたけど、アリーさんの「右目が見えないくせに~」は地味に使えるくるなと思いましたティエリア的に。だって原因がもにょもにょだからね! それにしてもアリーさんは何で刹那がそんなに嫌いなんだろうか。嫌いというか、個人に頓着しなさそうに見えるんですが。トランザムの時にめたくたにやられた関係かな。それともアリー氏にはアリー氏なりに、過去に思うところがあるんでしょーか。
ライルが、予想以上に、綺麗なキャラで、どう、しようかと(別に困らないだろ)。
綺麗っていうのは、視聴者的に好印象を残すと言う意味で。今回の彼の「過去に拘ってもしょうがない。未来のために戦うんだ」的な台詞は好印象の代名詞みたいな台詞に仕上がってます。
これは個人的な意見なのですが、一期では他人の失敗を責めるティエリアは誤で、失敗を責めないスタンスのスメラギさんやロックオンは正だった。「人間は時に失敗する」というのはまったくもってもっともなことなんですが、それと責任を取らないことは違うし、責任を取らないことが当たり前になれば特に組織は立ちゆかない。そう言う意味で、一期のトレミーは疑似家族として間違った形の『甘い』場所だと思ったんですね。刹那みたいに完全に他人には無関心な構成員もいるし。
今回のライルの台詞はそうではなくて、未来云々の前向きな台詞であることもあるんですが、何となく彼の感性が視聴者に近い『ごく一般的な』ものを持つのかなと思ったり。自分が経験したわけではないので彼等の怒りが分かるわけではありませんが、ライルが「家族を亡くしたのは十年も前だ」と言ったのは人によっては当たり前の考えなのだと思う。ニールのことを呆れるでも馬鹿にするでもなく「尊敬している」と言えるライルの、そのあたりが彼の弟として素直なところであり、同時に綺麗なキャラとして成り立ってるところだと思うなぁ。
なんだ、すごい、いい人じゃんってスタッフの掌の上だと思う。
兄との考え方の違いは、ニールが当時24歳で、ライルが現在三十路直前ってことにも起因するんでしょうが。24歳って、何やかんや言って若造だよね…。
あと、ティエリアの後を追っかけるライルにすごくもえたんですが。かわいいな29歳。
帰投して速攻でマリーのところへ走る(見えてない見えてない)アレルヤにおまえ…。いやいんですけど。
7話からこっち、OPのアレルヤin展望室のシーンは不吉なものでしかなくなってます。今週もマリーは結構意味深な表情してたし、沙慈に「大丈夫」と言っていたのも脳量子波関係かなぁと思った。マリーとしての関わりではなかったとは言え、かつての仲間と戦うのは思うところがあるんでしょうか。
敵指揮官へのメッセージとか凄く燃える銀英伝信者です。苦しむスメラギさんには悪いけど、カティさんとスメラギさんの戦術勝負はすごく期待してる。前も言いましたが。
そういえばこれは先週の感想になりますが、コーラサワー合流に実は感動しました。「大佐を守るためです」とか言っちゃうコーラは素直に格好いいと思ったし、今週早速「またかよおぉぉ」って言ってましたが、アロウズの中では本流にいられないカティさんと、多分イレギュラー要因だろうコーラが一緒にいることって重要だと思うのよね。黒幕の計画を意外なところから崩すのは、こういう凡人キャラっぽいところがあるからなぁ。(人類の決戦存在/分かる人だけ)
うん、でもリント少佐との打ち合わせの時にカティさんの後ろに立ってるのコーラかと思ったらまさかのリヴァイヴだったわけですよ。リヴァイヴ、かわいいよリヴァイヴ大尉。おかしいな格好いい場面の筈なのに。だってアロウズの制服がかわいいとはじめて思った。
ワンマンアーミーライセンスで新型ガデッサパイロットのわりにリヴァイヴは参謀キャラっぽいなと思ったのは、リントさんの戦術(やっぱり面白味がないんだ…情報収集と解析能力はあるみたいなので、この人はやっぱり補佐タイプの参謀なんだな)に意見してたからなんですが、ここでまさかのヒリングの「戦闘タイプ」発言。
タイプが、あるのか、イノベイター。
そうなると自称したヒリングに加えて、MSに乗ってるリヴァイヴと、そんな話の流れで名前が出てたブリングと、マイスターのティエリアが「戦闘タイプ」ってカテゴライズになるんでしょうか。でも小説と外伝によるとリボンズもパイロットだしなぁ。リジェネはMS乗るイメージないし、ペアの片割れが戦闘タイプ、非戦闘タイプということではなくて、このペアが戦闘タイプとかそういうこと? 色々説明がついてません。
ヒリングが思いっきり「あたし」って言ってて吹いた。うんそうかー。リボンズヒリングリジェネのティエリアが思いっきりぶち破った窓をバックにしたシーンは、長男リボンズ様と甘え上手の妹ヒリングと、それを馬鹿にしてる次男(三男でも四男でもいいけど)リジェネに見えたよ…。何かもうここにティエリア混ざっててもいい気がしてきた。イノベが全体的に可愛くてしょうがないです。ラストにちょろっと置鮎さんっぽい赤髪出てきましたしね!
リジェネかわいいよリジェネと先週言い忘れてましたが、でも先週のリジェネはかわいいと言うより格好良かったので仕方ない。
リジェネは『何が起こるのかを見たい』キャラだと思いました今週。兄に叱られても飄々としている弟としか見えなかったという話でもありますが、ティエリアとリボンズの接触で『何かが起こる』のを期待してるように見えた。「仲間に出来たのに」と言ってますが、本当に今すぐティエリアを仲間にしたいなら、リジェネはもっと積極的に動く性格だろうなと思うので、リボンズに会うことでティエリアが何かを思い、ティエリアに会うことでリボンズが何かを思うことを期待していたんだろう、と。リボンズに甘える仕草のヒリングや、丁寧語を使って指示を仰ぐリヴァイヴと違って、リジェネはリボンズから精神的に遠い位置にいるんだろうなと。多分同じ顔がいなくて寂しかったから自立が促されたんだと思います。
リジェネの仲間云々を否定しなかったリボンズ様はティエリアをどうしたいの。
そう言えば留美と被るところがあるなリジェネ。世界が変わるかどうかの結果には、リジェネは興味がないように見えますが。
あまり熱くなりすぎない方がいい……とは大森版コミカライズではロックオンがティエリアに言ってたんですが、ティエリアのストッパーは本編ではアレルヤの役目なのか。刹那とティエリアのコンビだと、ことロックオンに関してはほんと相乗効果で熱くなるだけだなぁと思った今週。アリー氏の煽りが上手かったという噂です。
ティエリアの悩みは難しすぎて、どう答えを出すんだろうと作品そのものに期待したくなります。「己の正義に殉じた先に、正しい未来があるのか」云々ってやつですね。
極端な例だと、ミスターブシドーやアリー氏も己の正義に殉じてる人ですよね。アロウズにいる人達は、アロウズという正義を信じて集まった人達。イノベーターも、CBもトレミーメンバーもそう。それで今の世界のこの状況ならば、己の正義に殉じた先にあった未来は正しいものではなかったということになる。
結局人間社会っていうのはお互いに譲歩することで成り立っていて、それがなければぶつかって争いになるのは至極当然の事であるわけです。『流れに流されないこと』『大勢に反逆すること』『己の意思を貫き通すこと』が持て囃される風潮にあるのが現代の精神論って気がしますが、社会はそれじゃ成り立たない。要するに話し合ってお互いの事情を理解し譲歩し合うのが現実的な(国際)社会の在り方であるわけで、作品的にもそちらに持ち込むのではないのかなと思ってます。そのためのティエリアの悩みで、マリナの存在じゃないのかと。
一期では政治に関係ないところにいたCBですが、それでは済まないんだよ、と。監督も二期CBに制服を作ったのは、敵と味方をはっきりさせるためだと仰っていた記憶があるので、それが分かり難くなる場面が来るということかなと。心情的なところ(例えば今制服を着ていないのにトレミーにいる沙慈とかマリーは、これからも陣営変更が充分にありえるということです)は勿論、視覚的にも効果が期待出来るんじゃないかな。
そう言う意味で、政治的要素が薄いキャラばっかりのCBで、ティエリアがその象徴的なところを担うならすごく燃えるんですけど。こないかなそんな展開。こないか。
余談ですが、CBがいつか解散するとして、それが明示的なものにせよ自然消滅的なものにせよ、やるのはティエリアもしくは彼の意思だと思ってます。刹那への「戻ってこなくてもいい」からその考えが頭から離れません。イノベイターで一人人間の中に放り込まれたとか、老化抑制とか、そんな感じがする。
ティエリアについて書き出すとキリがないので今週分に戻ります。
リボンズの前で啖呵を切ったのは良いけども、何かまた色々あって迷いから抜け出せないティエリアなんですが、それがまたライルの一言で揺さぶられるっていうのがいいなぁ。ライルの台詞自体は前向きで陰のないすごくいい台詞なんですけど、ティエリアへの影響は明るいものばかりでない。この兄弟は揃って意識的にも無意識的にもティエリアを揺さぶるんだってもえる演出……と勝手に思っておきます。
ティエリアを迷わせるのはイノベイターの言葉ですが、それは彼等の知識や情報であって、ライルが人間として(=心から)発した言葉とは違う。そのあたりの揺さぶられ方の差異が、今後ティエリアに人間を選ばせる最終判定になるのかな。でも最後までブレててくれて一向に構わないと思いますかわいいから。
あとは、わざわざ話の続きを聞きに来た刹那に(これをもっと他のキャラがやってくれれば、トレミー内での情報共有はもっと進んでるだろうよ。00クオリティだと思いますけど)、「まだ整理出来ていない」と言う言い方がすごくティエリアらしいと思う。これは悪い意味ではなくて、彼はやっぱり内面というか思考が機械的・理論的なのだと思う。どんな発言でも必ず裏付けがあると仰ってたのは神谷さんだったかな、凄く納得出来るコメントでした。
……で! 次回予告!
見たことないMSはあれネーナの機体かとか、ひょっとしてネーナがアリーと顔合わせたんじゃないかとか、どう見てもリヴァイヴの片割れがいるよ(髪の色的に)ソレスタルビーイング! とか、あっれティエリアシャワーってか髪長くね!? とか。
先々週に引き続き、予告で本編の大部分が吹っ飛んだのでフィギュア30分見てから世界遺産諦めて見直しました。
あれ、ティエリアでいいんですよね。まさかのリジェネ? その前のリンダさんのところから画面にキラキラしたエフェクトがかかってたので、過去回想? 空白の四年間来る? いや何かもう訳分からないから。次の日曜何時? 明日? 落ち着けー。
以上、いつものことですがこの記事長くて自分で気持ち悪いですありがとうございました。
セラヴィーのギミックには笑った。あそこで膝キャノン撃つのかと思ったら手かよ! セラヴィーの腕部分とビームサーベルのマウント方法が一緒なので、いつかセラヴィーは分離すると信じてます。ヴァーチェのときパージした装甲を拾うのが大変だったから、パージ装甲でもう一体ガンダムが出来るように工夫したんだよきっと。大体ティエリアってスパロボだとリアル系なのに中途半端に装甲が厚くて、鉄壁なんていらないからひらめき寄越せよおぉぉ的なキャラの匂いがプンプンします。援護攻撃と援護防御もある。デフォルトでヒット&アウェイが欲しい感じの中途半端にサポートキャラ。愛は持ってても許すよ! で、今の流れだと刹那とロックオンとは合体攻撃あるけどアレルヤとはない感じ。あれー?
話がズレた。
刹那とアリーさん、ティエリアとアリーさんでしっかり会話が成り立ってたけど、アリーさんの「右目が見えないくせに~」は地味に
ライルが、予想以上に、綺麗なキャラで、どう、しようかと(別に困らないだろ)。
綺麗っていうのは、視聴者的に好印象を残すと言う意味で。今回の彼の「過去に拘ってもしょうがない。未来のために戦うんだ」的な台詞は好印象の代名詞みたいな台詞に仕上がってます。
これは個人的な意見なのですが、一期では他人の失敗を責めるティエリアは誤で、失敗を責めないスタンスのスメラギさんやロックオンは正だった。「人間は時に失敗する」というのはまったくもってもっともなことなんですが、それと責任を取らないことは違うし、責任を取らないことが当たり前になれば特に組織は立ちゆかない。そう言う意味で、一期のトレミーは疑似家族として間違った形の『甘い』場所だと思ったんですね。刹那みたいに完全に他人には無関心な構成員もいるし。
今回のライルの台詞はそうではなくて、未来云々の前向きな台詞であることもあるんですが、何となく彼の感性が視聴者に近い『ごく一般的な』ものを持つのかなと思ったり。自分が経験したわけではないので彼等の怒りが分かるわけではありませんが、ライルが「家族を亡くしたのは十年も前だ」と言ったのは人によっては当たり前の考えなのだと思う。ニールのことを呆れるでも馬鹿にするでもなく「尊敬している」と言えるライルの、そのあたりが彼の弟として素直なところであり、同時に綺麗なキャラとして成り立ってるところだと思うなぁ。
なんだ、すごい、いい人じゃんってスタッフの掌の上だと思う。
兄との考え方の違いは、ニールが当時24歳で、ライルが現在三十路直前ってことにも起因するんでしょうが。24歳って、何やかんや言って若造だよね…。
あと、ティエリアの後を追っかけるライルにすごくもえたんですが。かわいいな29歳。
帰投して速攻でマリーのところへ走る(見えてない見えてない)アレルヤにおまえ…。いやいんですけど。
7話からこっち、OPのアレルヤin展望室のシーンは不吉なものでしかなくなってます。今週もマリーは結構意味深な表情してたし、沙慈に「大丈夫」と言っていたのも脳量子波関係かなぁと思った。マリーとしての関わりではなかったとは言え、かつての仲間と戦うのは思うところがあるんでしょうか。
敵指揮官へのメッセージとか凄く燃える銀英伝信者です。苦しむスメラギさんには悪いけど、カティさんとスメラギさんの戦術勝負はすごく期待してる。前も言いましたが。
そういえばこれは先週の感想になりますが、コーラサワー合流に実は感動しました。「大佐を守るためです」とか言っちゃうコーラは素直に格好いいと思ったし、今週早速「またかよおぉぉ」って言ってましたが、アロウズの中では本流にいられないカティさんと、多分イレギュラー要因だろうコーラが一緒にいることって重要だと思うのよね。黒幕の計画を意外なところから崩すのは、こういう凡人キャラっぽいところがあるからなぁ。(人類の決戦存在/分かる人だけ)
うん、でもリント少佐との打ち合わせの時にカティさんの後ろに立ってるのコーラかと思ったらまさかのリヴァイヴだったわけですよ。リヴァイヴ、かわいいよリヴァイヴ大尉。おかしいな格好いい場面の筈なのに。だってアロウズの制服がかわいいとはじめて思った。
ワンマンアーミーライセンスで新型ガデッサパイロットのわりにリヴァイヴは参謀キャラっぽいなと思ったのは、リントさんの戦術(やっぱり面白味がないんだ…情報収集と解析能力はあるみたいなので、この人はやっぱり補佐タイプの参謀なんだな)に意見してたからなんですが、ここでまさかのヒリングの「戦闘タイプ」発言。
タイプが、あるのか、イノベイター。
そうなると自称したヒリングに加えて、MSに乗ってるリヴァイヴと、そんな話の流れで名前が出てたブリングと、マイスターのティエリアが「戦闘タイプ」ってカテゴライズになるんでしょうか。でも小説と外伝によるとリボンズもパイロットだしなぁ。リジェネはMS乗るイメージないし、ペアの片割れが戦闘タイプ、非戦闘タイプということではなくて、このペアが戦闘タイプとかそういうこと? 色々説明がついてません。
ヒリングが思いっきり「あたし」って言ってて吹いた。うんそうかー。リボンズヒリングリジェネのティエリアが思いっきりぶち破った窓をバックにしたシーンは、長男リボンズ様と甘え上手の妹ヒリングと、それを馬鹿にしてる次男(三男でも四男でもいいけど)リジェネに見えたよ…。何かもうここにティエリア混ざっててもいい気がしてきた。イノベが全体的に可愛くてしょうがないです。ラストにちょろっと置鮎さんっぽい赤髪出てきましたしね!
リジェネかわいいよリジェネと先週言い忘れてましたが、でも先週のリジェネはかわいいと言うより格好良かったので仕方ない。
リジェネは『何が起こるのかを見たい』キャラだと思いました今週。兄に叱られても飄々としている弟としか見えなかったという話でもありますが、ティエリアとリボンズの接触で『何かが起こる』のを期待してるように見えた。「仲間に出来たのに」と言ってますが、本当に今すぐティエリアを仲間にしたいなら、リジェネはもっと積極的に動く性格だろうなと思うので、リボンズに会うことでティエリアが何かを思い、ティエリアに会うことでリボンズが何かを思うことを期待していたんだろう、と。リボンズに甘える仕草のヒリングや、丁寧語を使って指示を仰ぐリヴァイヴと違って、リジェネはリボンズから精神的に遠い位置にいるんだろうなと。
リジェネの仲間云々を否定しなかったリボンズ様はティエリアをどうしたいの。
そう言えば留美と被るところがあるなリジェネ。世界が変わるかどうかの結果には、リジェネは興味がないように見えますが。
あまり熱くなりすぎない方がいい……とは大森版コミカライズではロックオンがティエリアに言ってたんですが、ティエリアのストッパーは本編ではアレルヤの役目なのか。刹那とティエリアのコンビだと、ことロックオンに関してはほんと相乗効果で熱くなるだけだなぁと思った今週。アリー氏の煽りが上手かったという噂です。
ティエリアの悩みは難しすぎて、どう答えを出すんだろうと作品そのものに期待したくなります。「己の正義に殉じた先に、正しい未来があるのか」云々ってやつですね。
極端な例だと、ミスターブシドーやアリー氏も己の正義に殉じてる人ですよね。アロウズにいる人達は、アロウズという正義を信じて集まった人達。イノベーターも、CBもトレミーメンバーもそう。それで今の世界のこの状況ならば、己の正義に殉じた先にあった未来は正しいものではなかったということになる。
結局人間社会っていうのはお互いに譲歩することで成り立っていて、それがなければぶつかって争いになるのは至極当然の事であるわけです。『流れに流されないこと』『大勢に反逆すること』『己の意思を貫き通すこと』が持て囃される風潮にあるのが現代の精神論って気がしますが、社会はそれじゃ成り立たない。要するに話し合ってお互いの事情を理解し譲歩し合うのが現実的な(国際)社会の在り方であるわけで、作品的にもそちらに持ち込むのではないのかなと思ってます。そのためのティエリアの悩みで、マリナの存在じゃないのかと。
一期では政治に関係ないところにいたCBですが、それでは済まないんだよ、と。監督も二期CBに制服を作ったのは、敵と味方をはっきりさせるためだと仰っていた記憶があるので、それが分かり難くなる場面が来るということかなと。心情的なところ(例えば今制服を着ていないのにトレミーにいる沙慈とかマリーは、これからも陣営変更が充分にありえるということです)は勿論、視覚的にも効果が期待出来るんじゃないかな。
そう言う意味で、政治的要素が薄いキャラばっかりのCBで、ティエリアがその象徴的なところを担うならすごく燃えるんですけど。こないかなそんな展開。こないか。
余談ですが、CBがいつか解散するとして、それが明示的なものにせよ自然消滅的なものにせよ、やるのはティエリアもしくは彼の意思だと思ってます。刹那への「戻ってこなくてもいい」からその考えが頭から離れません。イノベイターで一人人間の中に放り込まれたとか、老化抑制とか、そんな感じがする。
ティエリアについて書き出すとキリがないので今週分に戻ります。
リボンズの前で啖呵を切ったのは良いけども、何かまた色々あって迷いから抜け出せないティエリアなんですが、それがまたライルの一言で揺さぶられるっていうのがいいなぁ。ライルの台詞自体は前向きで陰のないすごくいい台詞なんですけど、ティエリアへの影響は明るいものばかりでない。この兄弟は揃って意識的にも無意識的にもティエリアを揺さぶるんだってもえる演出……と勝手に思っておきます。
ティエリアを迷わせるのはイノベイターの言葉ですが、それは彼等の知識や情報であって、ライルが人間として(=心から)発した言葉とは違う。そのあたりの揺さぶられ方の差異が、今後ティエリアに人間を選ばせる最終判定になるのかな。でも最後までブレててくれて一向に構わないと思いますかわいいから。
あとは、わざわざ話の続きを聞きに来た刹那に(これをもっと他のキャラがやってくれれば、トレミー内での情報共有はもっと進んでるだろうよ。00クオリティだと思いますけど)、「まだ整理出来ていない」と言う言い方がすごくティエリアらしいと思う。これは悪い意味ではなくて、彼はやっぱり内面というか思考が機械的・理論的なのだと思う。どんな発言でも必ず裏付けがあると仰ってたのは神谷さんだったかな、凄く納得出来るコメントでした。
……で! 次回予告!
見たことないMSはあれネーナの機体かとか、ひょっとしてネーナがアリーと顔合わせたんじゃないかとか、どう見てもリヴァイヴの片割れがいるよ(髪の色的に)ソレスタルビーイング! とか、あっれティエリアシャワーってか髪長くね!? とか。
先々週に引き続き、予告で本編の大部分が吹っ飛んだのでフィギュア30分見てから世界遺産諦めて見直しました。
あれ、ティエリアでいいんですよね。まさかのリジェネ? その前のリンダさんのところから画面にキラキラしたエフェクトがかかってたので、過去回想? 空白の四年間来る? いや何かもう訳分からないから。次の日曜何時? 明日? 落ち着けー。
以上、いつものことですがこの記事長くて自分で気持ち悪いですありがとうございました。
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