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2025年02月24日
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002nd#17「散りゆく光の中で」
2009年02月01日
1個目のメメントモリ攻略戦で何でトランザムライザー使わんかったんや、って言っちゃいけないんだろうな多分…。
そろそろ黒田脚本が本領発揮か? ハーキュリーさんは正直思い入れも入れようもないんですが(言いたいことはいろいろありますが)、セルゲイさんと、あと、あれ、ディヴァイン……!?
今日作監上手いなと思ったら池田さんだった。
面白いなと思ったらコンテ演出が長崎さんだった。この人達すげー。
敵味方入り交じって、ひとつの目的に対して並び立つっていうのは燃える展開ですよね。それが今だけの限定的なところがなおいい。軌道エレベーター倒壊ってか、ピラーは無事だったわけなので倒壊? って感じですねほんとに。
■イノベイター
アニューの「こんな状況でひとつにまとまるなんて」(うろ覚え)という台詞は、彼女が人間を学ぶ過程とも取れるし(一期のティエリアの「これが人間か」のニアオマージュ的な)、逆にこんな状況にでもならないと人間はまとまることが出来ないんだとも取れます。リボンズなんかは完全に後者寄りの視点で、そういや今日とんでもないこと言ってたな!
ブラフとかミスリードってあるじゃないですか。それを上手く見せるのって制作者の腕の見せ所だと思うんですが、意外とアニメって視聴者にそうかと思わせておいて、そうじゃない台詞の方が多いんですよね。何が言いたいかっていうと、リボンズの「創造主」のくだりなんですが。
イノベイターって綺麗に四組八名になってて、その中でリボンズとティエリアだけが飛び出してる感があって、それが不協和音というか綺麗になりきれてないところだったんですよね。二人が一期から出てることと、リジェネ達とは違う役割を与えられてるところとかが。何よりかつては、または現役でマイスターなところが。それでリボンズの創造主くんだりのところでますますおかしく感じるわけです。
まずリボンズが言ってるのが誰から誰までなのかが分からない。ティエリアを含むのかそうでないのか。リジェネ以外もそうなのか。単純に考えると一期からいるティエリアがリボンズに作られたというのも妙な話のような気がするんですが、前クールOPでは(多分)リジェネとリヴァイブと並んでカプセル入ってるんですよねティエリア。OPはイメージですと言われればそれまでだけども。
そこでネックなのがティエリアのトライアルとレベル7アクセス権なんだよなぁ。リボンズ、どうも私が思ってたより権勢欲というか、選民意識が強いみたいで、同類に対しても僕が僕が主張なんかしやがるので、自分が作り出したものに自分と同等(レベル7アクセス権)またはそれ以上(トライアル)の力の付加を認めるとは思えないんですよねぇ。リボンズとは別にヴェーダが別枠で与えたものとも取れるけど、それもしっくりこないような…このあたり完全に本編待ちだなぁ。
人間の寿命云々ってところは、別作品ですが十二国記がひとつの答えを出してます。十一二国記もそれはそれで色々上手くいってないわけで、同じようなものの考えでやってるイノベイターも確実に上手くいかないんだろうなぁ、と。あ、でもこれで寿命が長いことは確定したわけですが。
来るべき対話も謎のままです。
そんな話をしてるリボンズのバックがいつの間にか氷河になってる件。
つまりスクリーンなのかと。宇宙らしいってことは留美とネーナが来ていたとき等で確定してたので、やっぱり月かな。ヴェーダの傍を離れる理由もないですしね。(ということはリジェネは7-8話でティエリアをからかうためだけにわざわざ地上に降りてきてたことに…)
作中でも言われているように、人間が宇宙に居続けることにはまだ精神的に問題があって、イノベイターはそれを克服してる(筈)。それなのに窓にわざわざ緑の風景を映し出してたっていうのは、リボンズなりの皮肉なのか、それとも意識的にでないにせよ人間を追ってるってことなのかなぁ。8話でワインを飲んでるときにも思ったんですが、人間に似て作られたことを嫌悪してたり(小説より)、人間を馬鹿にしてるわりに、そういうところがある気がしますリボンズ様(→人間を真似している)。
リボンズが珍しくソファの背に座ってて、リジェネが逆側で同じ格好してて背中合わせという構図は、彼等が同じ方向を見てるわけじゃないという暗喩かな。あとはリボンズがいらんことを言って。リジェネがムッとしているというのも、リジェネのリボンズ離反のフラグかなと思います。つまり噛み合ってないんだ。リボンズが噛み合わせる気がないんでしょう。同類くらいは対等に見てるのかと思ったら、全然そんなことなかったリボンズ様クオリティ。リジェネに甘いように見えたのも、ペットを可愛がる感覚なんだろうなぁと思うと微妙に複雑です。そのうち飼い犬に手を噛まれるよ。だってリジェネ、いくらリボンズが作ったと言えどもティエリアと同じ顔だぜ(主要キャラ度的に)。
■スミルノフ親子とその周辺
ホリーさんの死には誤解も何もなかった…。
面白いのは(というと何ですが)、セルゲイさんもハーキュリーさんも(そして多分ホリーさんも)『市民を守ることが軍人の第一の努めだ』と思っていて、アンドレイは若さのせいかそれが微妙に歪んでるところですか。アンドレイは「命を見捨てない」と言ってるわけですがアロウズはご存じの通りですし、「軍規を守って母さんを殺した」とセルゲイさんを責めるのは、息子の言としては良くても、軍人に身を置いていながら言うのは甘えでしかないと思う。低軌道ステーションをメメントモリで撃つことも、アロウズの末端にはどう伝わっているのか分かりませんが、完全に彼の言う見捨てるべきでない命を捨ててることになりますけどね。
CBが出てきた途端声すら変わるルイスもそうなんですが、彼等の視野の狭さは若さかなぁ…と思います。でもセルゲイさんやハーキュリーさんがやり方はともかく広い視野を持ち得ているというのは、年彼等が相応に重ねてきた経験のお陰だとも思うので、アンドレイもルイスもまだこれからなんだろうなぁ。
で、人を呪わば穴二つ、と言うか。
先週まではロックオンの仇をうちたいティエリアに殺されたブリングの仇をうつためにディヴァインがティエリアを…みたいな憎しみの連鎖的構図が出来ると思ってたんですが(ね、でもディヴァインがさ…。イノベの人間性取得話をこのあたりですると思ってたんだけどなぁ)、どうもマリー(ソーマ)とアンドレイでやるような気がしてきました。次回予告の顔つきが、マリーじゃなくてソーマだったような気がする。そこへマリーを戦わせたくないアレルヤが絡んできて……修羅場ですね。
で、ディヴァインとセルゲイさんは実はコクピットからふっとばされて助かってました、ってオチにはならんとですか? 分かっちゃいたけど(フラグ立ちまくりだったしね…)ひどいんじゃないんですか脚本監督。うーん、分かっちゃいたけど……。
おもしろくて泣けます。すごく嘆きたい。トランザムライザーは突っ込みたいけど、セルゲイさんのあたりに完全に呑まれたもんなぁ。くそう。
しかし最近「恒久和平」の四文字がうさんくさいにも程がある。言ってる当人達はこれ以上になく真面目なんでしょうが、「紛争根絶」より実現性は薄いよね、と。もう少し自分の足元(現在)を省みてもいいと思うんだ。グッドマン氏なんて、一応の信念が完全にふっとんで、力に酔ってるように見えるんですけどそういえばあの人は無事なんだろーか。積み上げてきた英知を壊したら人類に何が残るんだ。
ああ、それにしてもディヴァイン……(※当感想はイノベ贔屓です)
そろそろ黒田脚本が本領発揮か? ハーキュリーさんは正直思い入れも入れようもないんですが(言いたいことはいろいろありますが)、セルゲイさんと、あと、あれ、ディヴァイン……!?
今日作監上手いなと思ったら池田さんだった。
面白いなと思ったらコンテ演出が長崎さんだった。この人達すげー。
敵味方入り交じって、ひとつの目的に対して並び立つっていうのは燃える展開ですよね。それが今だけの限定的なところがなおいい。軌道エレベーター倒壊ってか、ピラーは無事だったわけなので倒壊? って感じですねほんとに。
■イノベイター
アニューの「こんな状況でひとつにまとまるなんて」(うろ覚え)という台詞は、彼女が人間を学ぶ過程とも取れるし(一期のティエリアの「これが人間か」のニアオマージュ的な)、逆にこんな状況にでもならないと人間はまとまることが出来ないんだとも取れます。リボンズなんかは完全に後者寄りの視点で、そういや今日とんでもないこと言ってたな!
ブラフとかミスリードってあるじゃないですか。それを上手く見せるのって制作者の腕の見せ所だと思うんですが、意外とアニメって視聴者にそうかと思わせておいて、そうじゃない台詞の方が多いんですよね。何が言いたいかっていうと、リボンズの「創造主」のくだりなんですが。
イノベイターって綺麗に四組八名になってて、その中でリボンズとティエリアだけが飛び出してる感があって、それが不協和音というか綺麗になりきれてないところだったんですよね。二人が一期から出てることと、リジェネ達とは違う役割を与えられてるところとかが。何よりかつては、または現役でマイスターなところが。それでリボンズの創造主くんだりのところでますますおかしく感じるわけです。
まずリボンズが言ってるのが誰から誰までなのかが分からない。ティエリアを含むのかそうでないのか。リジェネ以外もそうなのか。単純に考えると一期からいるティエリアがリボンズに作られたというのも妙な話のような気がするんですが、前クールOPでは(多分)リジェネとリヴァイブと並んでカプセル入ってるんですよねティエリア。OPはイメージですと言われればそれまでだけども。
そこでネックなのがティエリアのトライアルとレベル7アクセス権なんだよなぁ。リボンズ、どうも私が思ってたより権勢欲というか、選民意識が強いみたいで、同類に対しても僕が僕が主張なんかしやがるので、自分が作り出したものに自分と同等(レベル7アクセス権)またはそれ以上(トライアル)の力の付加を認めるとは思えないんですよねぇ。リボンズとは別にヴェーダが別枠で与えたものとも取れるけど、それもしっくりこないような…このあたり完全に本編待ちだなぁ。
人間の寿命云々ってところは、別作品ですが十二国記がひとつの答えを出してます。十一二国記もそれはそれで色々上手くいってないわけで、同じようなものの考えでやってるイノベイターも確実に上手くいかないんだろうなぁ、と。あ、でもこれで寿命が長いことは確定したわけですが。
来るべき対話も謎のままです。
そんな話をしてるリボンズのバックがいつの間にか氷河になってる件。
つまりスクリーンなのかと。宇宙らしいってことは留美とネーナが来ていたとき等で確定してたので、やっぱり月かな。ヴェーダの傍を離れる理由もないですしね。(ということはリジェネは7-8話でティエリアをからかうためだけにわざわざ地上に降りてきてたことに…)
作中でも言われているように、人間が宇宙に居続けることにはまだ精神的に問題があって、イノベイターはそれを克服してる(筈)。それなのに窓にわざわざ緑の風景を映し出してたっていうのは、リボンズなりの皮肉なのか、それとも意識的にでないにせよ人間を追ってるってことなのかなぁ。8話でワインを飲んでるときにも思ったんですが、人間に似て作られたことを嫌悪してたり(小説より)、人間を馬鹿にしてるわりに、そういうところがある気がしますリボンズ様(→人間を真似している)。
リボンズが珍しくソファの背に座ってて、リジェネが逆側で同じ格好してて背中合わせという構図は、彼等が同じ方向を見てるわけじゃないという暗喩かな。あとはリボンズがいらんことを言って。リジェネがムッとしているというのも、リジェネのリボンズ離反のフラグかなと思います。つまり噛み合ってないんだ。リボンズが噛み合わせる気がないんでしょう。同類くらいは対等に見てるのかと思ったら、全然そんなことなかったリボンズ様クオリティ。リジェネに甘いように見えたのも、ペットを可愛がる感覚なんだろうなぁと思うと微妙に複雑です。そのうち飼い犬に手を噛まれるよ。だってリジェネ、いくらリボンズが作ったと言えどもティエリアと同じ顔だぜ(主要キャラ度的に)。
■スミルノフ親子とその周辺
ホリーさんの死には誤解も何もなかった…。
面白いのは(というと何ですが)、セルゲイさんもハーキュリーさんも(そして多分ホリーさんも)『市民を守ることが軍人の第一の努めだ』と思っていて、アンドレイは若さのせいかそれが微妙に歪んでるところですか。アンドレイは「命を見捨てない」と言ってるわけですがアロウズはご存じの通りですし、「軍規を守って母さんを殺した」とセルゲイさんを責めるのは、息子の言としては良くても、軍人に身を置いていながら言うのは甘えでしかないと思う。低軌道ステーションをメメントモリで撃つことも、アロウズの末端にはどう伝わっているのか分かりませんが、完全に彼の言う見捨てるべきでない命を捨ててることになりますけどね。
CBが出てきた途端声すら変わるルイスもそうなんですが、彼等の視野の狭さは若さかなぁ…と思います。でもセルゲイさんやハーキュリーさんがやり方はともかく広い視野を持ち得ているというのは、年彼等が相応に重ねてきた経験のお陰だとも思うので、アンドレイもルイスもまだこれからなんだろうなぁ。
で、人を呪わば穴二つ、と言うか。
先週まではロックオンの仇をうちたいティエリアに殺されたブリングの仇をうつためにディヴァインがティエリアを…みたいな憎しみの連鎖的構図が出来ると思ってたんですが(ね、でもディヴァインがさ…。イノベの人間性取得話をこのあたりですると思ってたんだけどなぁ)、どうもマリー(ソーマ)とアンドレイでやるような気がしてきました。次回予告の顔つきが、マリーじゃなくてソーマだったような気がする。そこへマリーを戦わせたくないアレルヤが絡んできて……修羅場ですね。
で、ディヴァインとセルゲイさんは実はコクピットからふっとばされて助かってました、ってオチにはならんとですか? 分かっちゃいたけど(フラグ立ちまくりだったしね…)ひどいんじゃないんですか脚本監督。うーん、分かっちゃいたけど……。
おもしろくて泣けます。すごく嘆きたい。トランザムライザーは突っ込みたいけど、セルゲイさんのあたりに完全に呑まれたもんなぁ。くそう。
しかし最近「恒久和平」の四文字がうさんくさいにも程がある。言ってる当人達はこれ以上になく真面目なんでしょうが、「紛争根絶」より実現性は薄いよね、と。もう少し自分の足元(現在)を省みてもいいと思うんだ。グッドマン氏なんて、一応の信念が完全にふっとんで、力に酔ってるように見えるんですけどそういえばあの人は無事なんだろーか。積み上げてきた英知を壊したら人類に何が残るんだ。
ああ、それにしてもディヴァイン……(※当感想はイノベ贔屓です)
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