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2025年03月02日
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拍手返信。

2008年08月20日
 拍手お返事です。ありがとうございます。

■8/19 17:15 memoでのギアス、というよりもルルーシュに対するお考えは~

>>>うわ、ありがとうございます。ブログと言うのは個人の場なんだけれども、不特定多数と接するネット上のものでもあって、どこまで書いていいのか常に悩んでるものです。特にルルーシュ批判は風当たりが強くて、こちらとしても作品そのものを否定したいわけじゃないので、主人公への批判は遠慮した方がいいのかな、という気分でやってきたのですが…。何でその遠慮が彼方に飛んで行ってしまったのかは謎です。ご意見ありがとうございました。


■8/20 11:57 ポタ夢の主人公の家系は4つの寮の何処にも入っいるということですが、どの寮が多いんですか? 勝手に蛇寮と鷹寮が多いと思ってましたが。だって名家だし、貴族と見なされてるのは純血家と同じだし、ハッフルパフはそういう家からは舐められてるし・・

>>>一族全体で見ると、特筆すべき偏りはないと思います。組み分けを決めるのは組み分け帽子で、彼が一体どんな基準で寮を決めてるのかは知りませんが、多分主人公の家をいわゆる「貴族」とは見ていないんでしょう。逆に言うと家系で寮の傾向がある、というジンクスを破って、一族内で偏りなく組み分けされてると言えます。
 一族全体で見ると同じくらいなんですが、当主に限っては獅子寮が少ないんですよ。蛇寮>鷹寮>=穴熊寮の割合で、獅子寮がダントツで少ないです。


 当主の主要な輩出母体である長老たちが純血的な保守思想で一族の地位をより高めようとしているのに、当主に混血・マグルより純血が嫌いで、権勢や名声、金銭に無関心な者が多いのは一見矛盾しているように思えるのですか・・。

>>>そのあたりは、長老と当主がまったく別ものだから、とご理解ください。長老というのは、つまり『絶対に当主にはなれない』人間なんです。根本的なところで一族内での絶対権力を握れる人間ではないので、一族の地位を底上げすることで自分の地位も上げたい、という意識があるんでしょう。逆に絶対的な何かを持っている当主は、そういうことを考える必要がないんですね。一族の当主であるのに、意識として最も一族に縛られずに生きることが出来るのも当主なんです。

 そういえば今の当主の祖父は長老でもなく、魔法界でも一庶民の出身から選ばれたようですが、それはめったにないことなのでしょうか。 こういう時に長老の地位は一族の安定に役立ちますよね、聖人君子でもないのだから、今までの当主や有力者がある日何の地位も力もなくなり、今まで全く無名の末端の者が全権と名誉を得たら、そりゃ面白くないと思います。 すごいよくできた制度ですよ!!

>>>実はそんなに深く考えたわけじゃないんですが…ゴニョゴニョ。納得して頂いているなら、重箱の隅をつついている意義もあるというものです。
 本家分家の逆転自体、そうそうあるものじゃありません。現当主の二世代前の大逆転も、三百年だか四百年ぶりだかの出来事です。血の濃さが関係あるかは分かりませんが、やはり先代の当主に近いところから次の当主が出ることが多いのです。逆に言うと三世紀に一度くらいはあるということですが。


 長老は一度就任すれば当主代行と同じく直系世襲でしょうか?

>>>基本的にはそうですね。当主以外の相続は私たちの感覚と変わらない筈なので、遺言で直系以外に相続させたり、というのは有りですが、一応何等親以内じゃないと不可、という暗黙の了解はあります。

 てか、主人公の家も3世代前までアルヴィスといえども実質平民だったという設定ですが、父の代まで純血を守ってきたのだから婚姻にはかなり気を使っていたんですよね?

>>>つかってましたね。実際、その婚姻の勝利で、主人公の家は当主を輩出することに成功しました。


■8/20 14:22 要解説の夢は別に駄目なことじゃないです。ローリングさん自身が、7巻出版後のインタヴューで解説しまくりでしかたら。

>>>ローリング氏のネタバレチャットとかインタビューって、毎回恒例なんですか? そこでだか何かで終身魔法大臣だか何かの話を聞いて戦慄を覚えたような記憶が…(7巻でだったかなぁ)。原作者にならえ、ではないですが、OKのコメント頂くと調子に乗りたくなります。ありがとうございました。


■8/20 15:15 なぜ、アルヴィス一族の当主の家にとって、あえて身分がきわめて不安定な当主選定制度にしたのでしょうか??? というか、そのメリットは何でしょうか? もし、当主を前当主の直系子孫、いない場合は最も血縁が近い者に相続させれば、現実的にも精神的にも、安定して家系の力(社会的地位、財産など)を伸ばすことができますし、当主の家系が変わる煩わしさ、困難、諍いから解放されるのではないですか? それに、当主が産まれないなどと心配して手間をかける必要すらなくなります。 もしや、貴族や富豪の名門といわれる家が、不肖の跡継ぎによって没落することを阻止するためですか!?

>>>とうとう根本的なことにツッコミ頂きました。そうなんですよね、なんでわざわざ当主を選定制にするのかと。そもそも世襲制というのは、親が子に自分の後を継がせたいという感情的なことも勿論ありますが、早い段階から後継者を定めて色々安定させよう、という制度ですから、アルヴィスはまったく逆行してるわけです。
 が、上記は「家のための当主」ということが前提にあるから成り立つのであって、アルヴィスの場合は逆なんです。「当主のための家」なのです。当主の条件を備えた子どもがどんな条件が揃えば生まれるかが分からないから、出来るだけ一族の人間を増やす。数撃ちゃあたる理論ですね。血を途絶えさせれば当主の条件を備えた子どもが生まれなくなるから、家系を続ける努力をします。なので当主は世襲制でも構わないのですが、条件を備えた子どもがあまりに特別なので、分かりやすく当主にすることにした、と二千年くらい前に決めたんでしょう。


 あと、アルヴィスの巨大な財産の元は始祖に始まるのですよね? それなら、一族全員が結局はその子孫なのだから、誰が相続しても問題なしですが、一族の歴史の途中で当主の誰かが築いたものなら、その人は当然、自分の子孫以外にはくれてやりたくないでしょう。

>>>そうですねー。多分本家分家の概念が希薄なときにため込んだものと思われます。ヨーロッパに家系社会が確立するローマ初期くらいだと思うので、始祖が何かで儲けて、ということではないでしょうが、誰のもの、というより一族のもの、という概念の方が強いのではないかと。
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