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2024年05月18日
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アニバサ#10「幸村再起不能!? 伊達軍涙の解散!! 」

2009年06月06日
 先週の感想もちゃんと書けないまま今週に突入。今回のあまりのインパクトに、へとへとです。
 とりあえず何だ今回の美麗作画。作画陣に一体何があった、と聞きたくなるほどの、全編に渡る安定した美しい作画。多分これまでで一番いい。佐助が非常に良かった。幸村も最高によかった。……のに、これは主観になると思うんですが、何か筆頭と市が微妙に微妙。あれか、筆頭は兜アリが前提でキャラデザされてるのか、と思ったラストの兜アリ筆頭の美しさ、you see?

 ノリがおかしいですねスミマセン。

 いやあんまりに幸村が可愛いんでさー。これが丸々1話以上続いたりするとうざいんでしょうが、超速の立ち直りでしたからね。ゆえに今回もタイトルの前半に偽りアリ。怒られたり突き放されたり諭されたり忙しかった幸村ですが、お陰様で速攻復活して安心しました。ゲームの松永言うところの依存状態に関しては、解決されたわけではないんですけどね。

 で、今回解釈に困るのが、筆頭の「羨ましい野郎だぜ」かなと。単なる皮肉にも、真面目にうらやましがってるようにも取れる。難しい。君主としての孤独を3話で小十郎に諭されてることを考えると、幸村の自己憐憫を皮肉ってるだけなんですが、その後筆頭が筆頭じゃなくなってるんで、意地を張らずに怖いものを怖いと言える幸村が羨ましいと思ってるようにも取れるんだよ。
 あと、これは私的に結構真面目で重要なことなんですが、政宗は幸村に夢見すぎだと思う。3話の幸村の政宗観(独眼流が何かを怖がる筈がない! ってやつ)も相当だと思いましたが、あれは幸村が怖がってないから言える台詞であって、政宗の幸村観というか、幸村に対するある種の期待は、これすごいことになってる気がします。
 政宗と幸村ってカテゴライズそのものが別次元。政宗と同じなのは幸村じゃなくてお館様や謙信様で、幸村は小十郎と同じカテゴライズ。それなのに、それを分かった上で、政宗は幸村に自分と同じカテゴライズであることを求めてる気がする。対等さというか。幸村の方はそんなことまったく考えてないし、その上素直な性格もあるもんだから、あっさり本音を吐露して、政宗を失望させた、と。
 アニメは政宗←幸村だと思ってたら、これ政宗→→→(←)幸村だわ、と思った今週でした。しかし六文銭掴んで引き寄せる発想はなかった。これ使わせて貰っていいですかむとうさん……監督か? いや何でもいいんですけど。

 小十郎は幸村と同じカテゴライズなので、政宗みたいに苛立ちはしないんですよね。政宗ほど幸村に感心がないからかもしれませんが。お館様の握り拳が分かったのは多分経験。佐助よりも年上ですよね?
 小十郎の役割を佐助がやらなかったのは、やっぱり忍として一歩引いてるところがあるからだと思う。幸村に詰め寄ったのは、他よりも(多分お館様よりも)幸村に対しての距離が近いからかなと思った。やっぱり「真田忍隊」なんだな、と。

 ラストで筆頭と幸村が決闘しかける意味が分かりませんが、BASARAだよね、ってことで。筆頭嬉しがりすぎ。
 で、この展開、主に筆頭と幸村が二人して「敵は本能寺にあり!」とか言い出した展開は、むとうさんが我慢できなくなったんだな……と思ってしまいました。公式のインタビューで『忍以外の武将が動くときは軍略の発生』と仰ってるんですよ。その通りだと思う。でもその通りに動かせなくなった、もしくは政宗が動いてくれなかった、という気がしました。
 盛り上がるのでいいんですけどね!

 光秀と市にフラグ立ってた。光秀は次回予告でネタバレどころの話じゃないのでフラグってレベルでもないんですが。それにしても光秀、何故揺れる。

 ああほんと面白かった! 作画綺麗だった! でもあと2話なのかー。
 で、慶次の再登場=瀬戸内の再登場はいつ?
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