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2025年03月04日
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拍手返信。

2008年08月08日
 やっと追いつきました拍手返信です。
 ありがとうございます!


■8/6 20:23 memo拝見しました!! まじですか! 一市民として暮らしている者や、なんと召使いの地位にある者からも~

>>>文字化けはよくあることなので気にしないでください。何が悪いってシステムが悪いですから。
 英国のバトラー、バレット、ハウスキーパーに代表される被雇用者でも上位にいる人達は、使用人というよりも専門家としての意識が高いので、すごい堂々としてます。格式の高い家ほど使用人のそういった意識が高く、使用人は主人やその家族を愛し、主人も使用人を信頼しその家族は彼等を愛し、良い人間関係を築く伝統があります。なので本家分家逆転しても、相手が使用人だから、という感じの見下し観は存在しません。存在するべきではありませんね。ただ一族であること、さらには本家であることはものすごい高いプライドの上に成り立っているので、それが崩れりゃ確かにきぃーーくやしいーーってことになりますが。対等なライバル関係的恨み辛みと思って下さい。


 当主代行は前当主の直系子孫に単純継承されるんですよね?

>>>当主代行は当主が存在しない時の本家直系の適齢者から選ばれます。例えば当主が亡くなり次の当主が生まれていない時は、前当主から一番等親の近い人物が。当主代行が亡くなった時はその直系子孫が、該当者がいなければやはり一番等親の近い人間が当主代行を継ぎます。不思議なことに当主に直系子孫がいた例がこれまであまりなかったんですよね。独身を貫いたまたは子どもに恵まれなかった当主ばかりだったと。本家分家の逆転現象は、そんな歴史を鑑みて実行されている学習の結果だったりもするわけです。

 当主に血縁の近い者や長老会員の家系のが圧倒的に当主輩出率が高いと聞きましたけど、主人公の直系祖先も多くの当主を輩出してるのですか? その他大多数の一族の者は、実質的に当主になる期待や予測はほぼ無しという認識でよいのでしょうか? あ、僅かでも皆無ではないってことは分かってますけど、実用的に、です。 実際の現象を考えれば、当主の座は長老会構成員の寡占状態なのでしょうか? 一般の者から選出される可能性ってすこぶる低いということでしょうか

>>>主人公ズの直系祖先は、先代の当主のときに本家分家逆転現象を起こした家系です。先々代の当主まではしばらく本家が変わらなかったんですが、先代のときに本家からかけ離れた分家で当主が生まれたので、一族内で「ああやっぱり安定しないなぁ、あの事件のせいかなぁ」などというため息が漏れたとか漏れないとか。
 そういう事実があるので、確率や可能性を断言は出来ません。「当主の座は長老会構成員の寡占状態」というか、長老会構成員直系の、ですね。現在生きている人間が当主になることはありませんので。けれどまあ、七割はその周辺から出てます、と言っておきます。長老会構成員の家系同士の血の交換みたいなのも余裕があればやりますしね。
 ちなみに当主となる条件を備えた子どもが産まれやすい条件みたいなのもあって、現当主はその条件の下で産まれた当主です。


 一応聞いてしまいますが、長老って老いてるわけじゃないですよね?

>>>そんなこと言ったら一部の長老会メンバーからバッシングをくらいます。四十代の人もいますからね。
 『長老会』というのは表現のニュアンスとして分かりやすいものを採用しているだけで、本当は『ラタトクス』って言うんですよ。でもそれでは読んで下さる方に伝わらないので、長老会、と置き換えてます。



■8/6 22:24 夢主の一族がやってることは、いわゆる『名家』とか『上流階級』って人たちと真逆だと思います。~

>>>そうですね。一族の彼等がとくに魔法界で開明的な思想を持っているとか、リベラリストであるとかそういうことではないのですが、使命による行動の結果、純血主義には真っ向から対立する形になっているんですが。
 それでもルシウス氏なんかが社交界に招待してくれるのは、自家で開くパーティに一族がいれば箔がつくからですね。ルシウス氏の場合は一族の人間なら誰でもいいというわけではなく、現在の本家筋の人間に限られるようですが。
 彼等の報復は恐ろしいです。対象にとって何が一番屈辱的か、それを熟知した報復を行いますから。怖いです。



■8/7 15:21 レスにレスしてすみません   私のした質問が解り難く、誤解を与えてしまったようなので
>「婚姻は、有力な長老筋に近くなるほど”一族から出る”ことは難しくなり、末端ほど容易くなるという理解でよいのでしょうか。」
という質問は、「結婚する場合、当主に近い有力家ほど、アルヴィスの系図から出て結婚相手の家系図に入ることが困難になり、末端ほど比較的自由にできるということですか?」という意図でした

>>>いやこちらこそすみません。その意図は理解していたのですが、私の答え方が悪かったです。
 有力な長老筋の人間ほど出にくくなるということは、一族の慣習的にはありません。当主でもない限り婚姻は基本的には一族に迎える、どうしてもの場合は出ることもある、という事で、末端でも「嫁(婿)取ってこい!」とプレッシャーかけられるのは同じです。ただ、長老達にしてみれば出来るだけ自分の家系の勢力を伸ばしたいというのと、それを命令出来る権力を持っているので、統計的に見れば有力な長老筋の人間は婚姻を一族に迎えるという形で行うことが多いんじゃないでしょうか、という話でした。


 当主が純血主義勢力と結託することはない、ということは、そういう純血魔法族の覇権主義を持つ者は当主に選ばれない、という意味でしょうか、それとも、純血支配体制を画策した時点で長老会によって幽閉されるとかでしょうか?

>>>どちらかというと前者かと思います。これまでの当主を見ても、これからの当主が選ばれる条件を鑑みても、純血主義や覇権主義からはほど遠いですね。
 当主には長老会に限らず他の一族も一切手出しが出来ません。



■8/7 17:17 はい、私もリーマスでニヤニヤしてました^^ ~

>>>三巻の最初の方でドラコの絡みをリーマスが諫める場面は好きだなぁ。その時から「おいしいなぁ、でもドラコ謝れ」と思ってましたリーマスファンです。愛してる。

 ヒロインが入学前からドラコと仲がいいのは、何か理由があるんですか?? 長老やルシウスの都合とか、一族が付き合う必要があるのがマルフォイ家くらいしかなかったとか

>>>賢者の石へんのクリスマスあたりでもちろりと話が出てますが、血に拘らないと言ってもどちらかというと旧態依然とした長老会の意向で、主人公ズは以前から純血貴族の社交界に顔を出していました。媚びることはしないけれども、財政会に影響力を持つマルフォイ家などと付き合っておいて損はない、ということですね。そんなわけで、主人公さんとドラコはイベントごとに顔を合わせていて、同い年が周りに少なかったもので、それなりに馴染みであるのです。ドラコは父親に「仲良くしとけ」くらい言われてると思いますが。

 名家や有力者と接することが一族の活動のなかにあるのなら、他のスリザリン関係者や他の3寮の旧家、魔法省高官 有力商人等 スラッグホーン先生の呼ばれてる者たちとも知り合いである可能性があるのでは? 一巻二巻のホグワーツの全生徒教師の内で、兄妹以外の”一族の者”はいるのでしょうか?

>>>話の展開の都合上(オリキャラが増えてもなんなので)、そのあたりはあまり考えていませんでした。が、設定上はいると思います。何等親になるか分からない親戚とか、ビジネスライクな付き合いの相手とか。一族である共通の自覚はあっても、平時は本家と分家、分家同士は特別な理由がなければ他人と変わらないので、交流があるわけでもないです。


■8/7 18:03 とても根本的なことなのですが  アルヴィスが魔法界の価値観の「古い純血魔法族」という基準を差し置いても、(単純比較はできないですが)より尊ばれるのは何ゆえでしょう? 過去の偉大な業績か、築いてきた莫大な富か、それとも結局は他の魔法族と同じ「古い魔法の血」という基準で、たまたま最古の一族だったからでしょうか。『純血』の階級思想が、「高貴な魔法族であり続けるには、高貴な血統でなければならない」=「それ以外の奴らとの混合は高貴さの消滅」=「魔法族としての系図にしるし系統を存続する価値なし」ってことらしいですね 5巻の話では。アルヴィスさんたちがあえて子孫の数を優先させても、その名が魔法界で少しも落とされることはないのに、同様の理由で同様のことを行った家系は旧来の価値観における王族貴族(5・6巻の表現を借りました)の身分から追われるというのは不思議な感じがしますが、やはりそれほどスゴイっていうことですか(本編の重大なキーポイントになっていることでしたらネタばれ聞いて申し訳ないです)。純血とマグルはハリポタの社会で一つの論点になってることだと思うので知りたいです。魔法使い的には「古い血」が雑多な血と混じれば汚されるってきいたことがあります。

>>>現状では「それだけ凄いんです」とお答えするしかありません。すいませんちょっと話の根幹に近いネタバレになっちゃうので。
 ただ魔法族がアルヴィスに敬意を払うのは純血だからではなくアルヴィスだからです。アルヴィスだから古くから続いていなくては困るし、一族にへそを曲げられると最終的に困るのは魔法族自身なのです。魔法族は自分自身のためにアルヴィスを尊んでいます。しかし長い歴史を経て、その理由はほとんど忘れられいて、ただ「敬意を払うべし」という教えが脈々と、社会の基盤のように受け継がれているんですね。
 あえて、意味不明なことですが言うとしたら、現当主である主人公兄は魔法使いとマグルであれば魔法使いの方がより嫌いで、純血と混血ならば純血の方がより嫌いです。歴代当主の半分くらいはそんな感じでした。


 マグルの方のウィリルの叔父は半貴族ですが、明らかに俗っぽい(失礼!)学校に行かせたんですか………?

>>>このあたり英国の複雑怪奇な教育制度が絡む非常に面倒くさい上にたいして本編に反映されない設定なのですが、前提として叔父はウィリルが11歳になったらホグワーツに通うことを知っていた、でもマグルの価値観的にはパブリック・スクールにも通わせたかったなーと思っていたとご理解下さい。ちなみに叔父は本編でもちらりと出てきたイートン校(パブリック・スクール。文句なしに名門!)出身です。
 英国(イングランドとウェールズという意味です。スコットランドと北アイルランドはまた制度が違うので)では教育コースが私立と公立でかなり早い時期にはっきり分かれてしまいます。パブリック・スクールというのは私立コースの中高一貫校にあたる一部の学校のことで、一般的に男子校で寮制で授業料が高いところのことを言いますが、近年その条件のうち「男子校」であるという部分が崩れてきています。前時代的だから女子も受け入れようぜということになり、叔父はそれを知っていたので、姪をパブリック・スクールに入れたかったのです(イートンではありません。あそこが共学になるとしたらそれは英国中の学校が共学になってからでしょう)。
 が、パブリック・スクールは13歳からのところも多く、それまではプレップ・スクールに通うのですが、10歳中頃まで全然別の教育を受けていたウィリルが今からそこに入るのはいかにも中途半端です。しかもプレップ・スクールというのはパブリック・スクールに入るための勉強をするという意味合いが強く、パブリック・スクールに入らないウィリルにはあまり意味のない学校なのです。宗教教育も避けたかった。
 なので、手近なプライマリー・スクール(5歳~11歳が対象のようするに小学校)に放り込みました。
 説明が長い割に大した中身じゃありません。すみません。ちなみに上記はこれまでの男子私立コースの話で、女子私立コースはまた違うのですが、関係ないので説明省きます。ホグワーツのような共学の寄宿学校って珍しいですねそういえば。今ではそうでもないのか。
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