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2025年03月04日
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拍手返信。

2008年08月06日
 拍手返信です。質問沢山ありがとうございます。興味を持ってくださるのは嬉しいですし、返答が脳内設定整理にもなるので大変助かってます。
 まだ頂いているんですが、ちょっと多いので一旦切ります。8/6の午前中に頂いた分までの返信です。


■23:20 >理事の中に一族の人間もいますが、   やっぱり! これは、質問しようかと思ってました! でも名門で大富豪で貴族で、政界財界に進出しまくりの家に、いまさらホグワーツの理事ですかって聞くのも野暮なので。魔法界の名士・ホグワーツの理事の地位に就いているほどですから、当主の近縁か、遠縁の自立有力者(正統・中央から見れば格下だけど実力はある、例えるなら辺境有力者)だとお見受けしましたが、何故ルシウス閣下の「マグル贔屓追放」謀略に同意を与えたのか疑問です Q&Aを読む限り、マルフォイ家ですら威圧できない家なので、その人自身の決定ですか?
>>>ホグワーツ理事な一族の人間に関してはまあ本編に関わってくることもないと思うのでさらっと流してくれても構わない情報だったのですが(書く方としては、本編に関係ないところでの世間の狭さ・逆に世界の奥行きみたいなものを出したかっただけですし)、それを言っちゃうと一族の設定なんかはリドル関係以外、大方本編にはあんまり関係してこないので今更なのですが。
 多分この理事は一族の分家の当主か何かです。本家当主(ようするに主人公兄妹)と特に近縁というわけでもなく、一族中で力を持っているわけでもないと思います。一族で力があるのは、当主、長老会(おまけで本家直系)に限定されますので。分家同士で多少の上下関係はありますが、気にするほどのことでもないんでしょう。座すのは円卓ですし。
 分家なので当然一族の姓を名乗れないこの理事の家は、一族と関係のないところで力を持っている家なんでしょう。一族といえど本家と関係ないところで社会に関わっているわけですし、一族であることは優先されることですが全てではありません。
 「マルフォイ家ですら威圧できない」というのは少し誤解のある認識です。正しくは「マルフォイ家でも敬意を払う」であり、それと政治的圧力とは別物でしょう。その理事の社会的立場がルシウス氏に敵わなければ従いますし、考えが一致していても従うでしょう。このルシウス氏の謀略に関する理事の決定は間違いなく個人のものであり、一族とは関係ありません。
 余談ですが、ルシウス氏はハグリッドの言ったように「脅して」サインさせたわけじゃないと思います。あの人はすごく政治の出来る人ですよ多分。



■23:31 今晩は。夜毎訪問お邪魔致します。13話でもアレクシスの名前が…~
>>>こんばんは。いつもいつもありがとうございます。噂をすれば影来る、ではないですが近々アレクシス登場予定です。顔見せ程度ですが…。
 睡眠時間を奪うほどたいした話ではないんですが、お答えしますー。


 当主は継がれるものではないということですが、同時(もしくは同時期)に当主の資格を持った子供が二人以上生まれることはないのでしょうか。もしあるなら、どうやって当主を決めるんでしょうか。
>>>当主の資格を持った子どもが同じ日に二人生まれることはあります。そのときは一般的な慣習に則って先に生まれた子が当主になります。仮にその当主が亡くなった場合、もう一人が生きていれば当主はそちらに引き継がれます。

 兄を頂点とする血族は一枚岩ではない、と仰いましたが、偶然その理事が”純血至上主義者”や”階級主義者”だったってことですか。一族には社会の上層に居る者が多そうですし、校長派のマグル-混血との平等政策=現在までの構造の消滅 なので、抵抗することは考えられませんか(当主の近辺ほど特別視されないわけですし、彼らも自己の地位の保持のために魔法省の純血派と結託しても不思議じゃないとは思います)
>>>まったくその通りです。一族とは関係ないところで別個に社会との関わりがあるので、相応のしがらみもあるでしょうしルシウス氏との力関係もあったかもしれないです。その理事がどんな主義者だったのかは分かりませんが。前述の質問でも答えてますが、本編にはあまり関係ないところなので、個人の思惑まで深く考えてないです。すみません。ただ、自己の地位の保持というのはあります。社会に出てるなら当然ですね。


■11:52 家系図:『樹』ですか!粋なアイデア! 『木』は、先端の枝(つまり、今生きている世代)のどこを主軸(当主)にしても、同じ形で存在してますからね! ブラック家の家系図は、完全な世襲制(男系長子が常に当主・本家)ですから、それと好対照で興味深いです!~
>>>ありがとうございます。家系図が木のデザインっぽく描かれてたら素敵だな、という単純極まりない発想だったのですけども。一族を大きくする=樹を育てる、という言い方がなんだかしっくりきたというのもありますね。映画版で部屋一面にブラック家の家系図がデザイン的に、をやられたときにはああ、考えることは似たようなもんなんだな…とプロに対して失礼なことを思ったりしました。(でもあの顔はないと思うよ…)
 クリーチャーとレギュラスの関係は良かったですね。クリーチャーもまさかあんな良い方に転ぶとは思わなかったし。でも、刃物を持って突撃するしもべ妖精は怖い…。


 アルヴィスの血族ではしもべ妖精は奴隷じゃなくて普通の召使いという設定でしょうか(有給か無給かも教えてください)
>>>奴隷ではないですが、無給です。しもべ妖精に給料を払うというのは、多分ダンブルドアが始めてだったと思ってます。
 コーンウォールの城なんかはやたらでかいのに住んでる人数が少ないので、不足分をしもべ妖精に補って貰ってます。使用人と同じように仕えているので召使というならそうなのですが、彼らと一族の間にあるのはいわゆる雇用契約ではないんです。
 しかし貰った給料をドビーは何に使ってたんだろう。しもべ妖精社会でガリオン金貨が通じるとは思えないのに。しもべ妖精がそれだけ魔法使いの社会に組み込まれてしまっているということなんでしょうが、一族と契約をかわしているしもべ妖精は独自の社会を形成しているので、ドビーやクリーチャーとはまったく別ものだと思っていいかもしれません。


 例えば一族の者が、別の純血(や稀に混血でも)の旧家のしもべ妖精を奴隷として酷使する家の者を結婚した場合は、どうするのでしょうか?
>>>一族に入ってきた人間にはしもべ妖精の見方を改めて貰いますし、外に嫁いだり婿に言った一族の人間は入った家の慣習に従うでしょう。郷に入れば郷に従え、ですね。
 一族は別にハーマイオニーのようなマグルの近代的価値観を持っているからしもべ妖精と共存しているわけではなく、一族独自の慣習でそうしてるだけなので、しもべ妖精が奴隷であることが普通の価値観であるならば、自分がそれに合わせます。


 アルヴィスの者-苗字ではないのでこう読んでいいかわかりませんが-がブラック、レストレンジ、クラウチのような連綿と続く旧い名家と婚姻した場合、どうなるのでしょうか?! アルヴィス一族が嫁をもらう(男系)場合はその子孫も一族として数えられるのは問題ないと思うのですが、純血旧家の跡取りや男子が、アルヴィス一族の人と結婚した場合、その子どもはどちらの一族の相続人・継承人となり、どちらの一族の伝統の下に置かれるのでしょうか??? あの一族の継承者は男系も女系も同じように一族の成員としての意識と待遇があるようなんですが、結婚あいてが庶民ならともかく、由緒ある純魔法族男子だったら話がこじれるのでは?
>>>純血旧家の跡取りとの婚姻は基本的に避けています。何か昔こじれたことがあるようです。結婚は家の問題でもありますが個人の問題でもあるので、避けられない場合も皆無ではなく、家の方針に逆らって駆け落ちした、なんて話もありますし。
 どっちの系図に入るかというのは大方は世間一般の慣習と変わりません。一族に入ってくる(入り婿、嫁入り)の場合はその子孫は一族になり、一族から出て行った(婿に行く、嫁に行く)場合の子孫は相手の一族の系図に入ります。一族としては婚姻は全て一族に取り込むつもりでやりたいのは山々なんですが、婚姻はなにせ相手のあることですから。ですが男系女系は関係なく、嫁貰ったり婿取ったりはしてますね。
 後代、一族の血が入った他家との婚姻を積極的に行ったりもしてます。
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