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2025年03月02日
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ツッコミ。
2008年08月19日
裏切ってたのに裏切りとかいうタイトルの今週の自分のギアス感想愚痴諸々への自分でツッコミ。
>形式上はゼロのとこじゃなくて神楽耶のとこ行くべきなんじゃないのかと思ったけど実を取ったってことですよね素じゃないよねこれが。
素じゃなかったに決まってるだろ私!
何を言ってるんだ我ながら。
黒の騎士団のあの反応は当然と思いつつも、敵から示された情報を議論もほぼナシで鵜呑みってちょっと馬鹿っぽくね? とは思っていたんですが、まあこれまでの積み重ねもあるし当然だよな、と思うほうが強かったんですが。
そのあたりシュナイゼルが上手くつついてるよなーと二晩寝て気付きました。
ポイントはあれだ、
「最も古くからの戦友と聞いています」(うろ覚え)
シュナイゼルから玉城への台詞ですね。シュナイゼルが玉城を引き止めたのは、単に馬鹿っぽいから丸め込みやすいだろうと考えてのことだと思ってたんですが(それはその通りだったけど)、「古くからの戦友」ってあたりが、超合衆国の戦争出先機関黒の騎士団の中でも、一部の人間をうまくつついてる。
あの場にいたのは「超合衆国」として黒の騎士団に参加してるシンクーらとは違い、『対ブリタニア』ではなく『日本奪還』を目的としたメンバーなんですよね。超合衆国にとっては対ブリタニアは目的そのものだけれども、扇たちにとって対ブリタニアは日本奪還の過程でしかない。そのあたりのズレって重要だと思う。
例えばシュナイゼルが対面したのがシンクーであれば、「何言ってんだおまえ」でシュナイゼルは追い返されてたと思う。ゼロと積み重ねてきたものが扇さんたちとシンクーたちではまったく違うんですからね。不信感という積み重ねをです。
そもそも私は「黒の騎士団なんて知ったことか! ナナリーを探せ!」だけでクーデターの理由としては充分だと思うんですが、それにしても描画が足りなかったなーというのは脚本への愚痴になってしまうので別の機会に。
つまりシュナイゼルは人間心理をつついて上手くやったんだよ! だからあんなに輝いてたんだよ! という話でした。
ルルーシュは指揮官として最低だから、黒の騎士団が悪いとは言いたくない。
>形式上はゼロのとこじゃなくて神楽耶のとこ行くべきなんじゃないのかと思ったけど実を取ったってことですよね素じゃないよねこれが。
素じゃなかったに決まってるだろ私!
何を言ってるんだ我ながら。
黒の騎士団のあの反応は当然と思いつつも、敵から示された情報を議論もほぼナシで鵜呑みってちょっと馬鹿っぽくね? とは思っていたんですが、まあこれまでの積み重ねもあるし当然だよな、と思うほうが強かったんですが。
そのあたりシュナイゼルが上手くつついてるよなーと二晩寝て気付きました。
ポイントはあれだ、
「最も古くからの戦友と聞いています」(うろ覚え)
シュナイゼルから玉城への台詞ですね。シュナイゼルが玉城を引き止めたのは、単に馬鹿っぽいから丸め込みやすいだろうと考えてのことだと思ってたんですが(それはその通りだったけど)、「古くからの戦友」ってあたりが、超合衆国の戦争出先機関黒の騎士団の中でも、一部の人間をうまくつついてる。
あの場にいたのは「超合衆国」として黒の騎士団に参加してるシンクーらとは違い、『対ブリタニア』ではなく『日本奪還』を目的としたメンバーなんですよね。超合衆国にとっては対ブリタニアは目的そのものだけれども、扇たちにとって対ブリタニアは日本奪還の過程でしかない。そのあたりのズレって重要だと思う。
例えばシュナイゼルが対面したのがシンクーであれば、「何言ってんだおまえ」でシュナイゼルは追い返されてたと思う。ゼロと積み重ねてきたものが扇さんたちとシンクーたちではまったく違うんですからね。不信感という積み重ねをです。
そもそも私は「黒の騎士団なんて知ったことか! ナナリーを探せ!」だけでクーデターの理由としては充分だと思うんですが、それにしても描画が足りなかったなーというのは脚本への愚痴になってしまうので別の機会に。
つまりシュナイゼルは人間心理をつついて上手くやったんだよ! だからあんなに輝いてたんだよ! という話でした。
ルルーシュは指揮官として最低だから、黒の騎士団が悪いとは言いたくない。
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拍手返信です。
2008年08月19日
へんしん、と打つと変換候補の頭が変身なんです。普段どんな日本語を使っているのかが妙に分かる動作です…。
以下拍手お返事です。ありがとうございました。
■8/17 0:27 こんばんは。ギアスについて、よくぞ~
>>>こんばんは。いや、好き勝手言っているだけですので、何と言うか、意見と言うより愚痴なんですね。我慢できなかった自分も、ギアスにも、残念ですとても。
■8/17 0:52 日記のルルーシュ観には大いに~
>>>こちらこそありがとうございました。同意が嬉しいんですよ悲しいことに…。
■8/17 8:19 イッシーさま
>>>私も吐き出してすっきりはしたのですが、後味は悪いです。すっきりしてないじゃん。同意してくれる方がいることに喜んでいいのか、悲しむべきなのか悩むところです。
■8/17 13:29 memo読みましたが、ポタ解説もギアス話も~
>>>つうか解説が必要な話を書くなってことですよね! 商業作品(特にアニメ)には良く外伝でそんな重要なこと補完してんなーと思うのですが、重要でないとは言え二次創作でそれやってたら世話ありません。コメントを期待するようなことを書いたことは反省してます。しかしわざわざコメントありがとうございました。
■8/17 15:18 全然そんなことないです!拍手返信は大変参考に~
>>>やっぱり作中できちんと説明していく話を目指せですよね、反省はしてますが能力が追いつきません。すこしでも、自己満足に近いんですが読んでくれる方が楽しんでくれるなら、それでいい気もしますが…。
グリフィンドール教はかなり前から思ってたので、作中でとはいえ主張できて楽しかったです。そうなんですよねー。ハリーもロンもシリウスも主観が激しいから、そうでなく冷静なハーマイオニーやリーマスやスネイプ教授の方が好ましく映ってしまう場面が多々あるんです。そのあたり、冷静なツッコミが落とされるとおもいます。出来るだけ公平にものを見たいと思うのですが、どうしても私の好みが入ってしまうからなぁ。そのあたりが難しいです。
■8/17 15:26 ハーマイオニーがロンに同意?した場面がすきです 原作でも~
>>>あの場面は原作でも珍しいと思うんですよねハーマイオニーがロンに同意してるのって。ハーマイオニーもそんなにスリザリンに偏見持たなくても、と思った場面でもありますが。彼女は本当に冷静で、物事を一部を除けば凄く公平に見ているというか、やはりマグル生まれという設定があるからか私たちに一番近い視点ですよね。そのあたりを他キャラや主人公との対比で上手く使いたいものなのですが。
ロンハー…には、なるかなぁ。ロンハーは、凄く娘を嫁にだす親の気分がするんです…。
■8/17 22:24 サラザール・スリザリンの理念と純血至上主義は違うということですか!!
>>>いやいや分かり難くて申し訳ありませんでした。想像と妄想でしかないのですが、うちのサラザール・スリザリンはその書くつもりなので、それが前提となる話も出てくるかもしれません…。
彼がアルヴィスを尊敬していたとのことですが、混血容認の一族と彼の思想との折り合いの付け方は、他の者(マルフォイなど)と同じなんですか?
>>>そのあたりこれから話を練るつもりなので決定ではないのですが、暫定でお答えすると、同じではないです。マルフォイさん家を代表とする純血主義はアルヴィスの血に対して敬意を払うのですが、純血主義というより魔法主義のサラザール氏は、アルヴィスの魔法(知識)に対して敬意を払います。さらに言うならば彼はアルヴィスの中でもさらにごくごく一部にしか関心を寄せず、そのごく一部との交流によって、関心の形が変化した、というところでしょうか。とにかくサラザールには魔法馬鹿というイメージがあるので、そのあたりから話(と設定)を展開させていくと思います。
以下拍手お返事です。ありがとうございました。
■8/17 0:27 こんばんは。ギアスについて、よくぞ~
>>>こんばんは。いや、好き勝手言っているだけですので、何と言うか、意見と言うより愚痴なんですね。我慢できなかった自分も、ギアスにも、残念ですとても。
■8/17 0:52 日記のルルーシュ観には大いに~
>>>こちらこそありがとうございました。同意が嬉しいんですよ悲しいことに…。
■8/17 8:19 イッシーさま
>>>私も吐き出してすっきりはしたのですが、後味は悪いです。すっきりしてないじゃん。同意してくれる方がいることに喜んでいいのか、悲しむべきなのか悩むところです。
■8/17 13:29 memo読みましたが、ポタ解説もギアス話も~
>>>つうか解説が必要な話を書くなってことですよね! 商業作品(特にアニメ)には良く外伝でそんな重要なこと補完してんなーと思うのですが、重要でないとは言え二次創作でそれやってたら世話ありません。コメントを期待するようなことを書いたことは反省してます。しかしわざわざコメントありがとうございました。
■8/17 15:18 全然そんなことないです!拍手返信は大変参考に~
>>>やっぱり作中できちんと説明していく話を目指せですよね、反省はしてますが能力が追いつきません。すこしでも、自己満足に近いんですが読んでくれる方が楽しんでくれるなら、それでいい気もしますが…。
グリフィンドール教はかなり前から思ってたので、作中でとはいえ主張できて楽しかったです。そうなんですよねー。ハリーもロンもシリウスも主観が激しいから、そうでなく冷静なハーマイオニーやリーマスやスネイプ教授の方が好ましく映ってしまう場面が多々あるんです。そのあたり、冷静なツッコミが落とされるとおもいます。出来るだけ公平にものを見たいと思うのですが、どうしても私の好みが入ってしまうからなぁ。そのあたりが難しいです。
■8/17 15:26 ハーマイオニーがロンに同意?した場面がすきです 原作でも~
>>>あの場面は原作でも珍しいと思うんですよねハーマイオニーがロンに同意してるのって。ハーマイオニーもそんなにスリザリンに偏見持たなくても、と思った場面でもありますが。彼女は本当に冷静で、物事を一部を除けば凄く公平に見ているというか、やはりマグル生まれという設定があるからか私たちに一番近い視点ですよね。そのあたりを他キャラや主人公との対比で上手く使いたいものなのですが。
ロンハー…には、なるかなぁ。ロンハーは、凄く娘を嫁にだす親の気分がするんです…。
■8/17 22:24 サラザール・スリザリンの理念と純血至上主義は違うということですか!!
>>>いやいや分かり難くて申し訳ありませんでした。想像と妄想でしかないのですが、うちのサラザール・スリザリンはその書くつもりなので、それが前提となる話も出てくるかもしれません…。
彼がアルヴィスを尊敬していたとのことですが、混血容認の一族と彼の思想との折り合いの付け方は、他の者(マルフォイなど)と同じなんですか?
>>>そのあたりこれから話を練るつもりなので決定ではないのですが、暫定でお答えすると、同じではないです。マルフォイさん家を代表とする純血主義はアルヴィスの血に対して敬意を払うのですが、純血主義というより魔法主義のサラザール氏は、アルヴィスの魔法(知識)に対して敬意を払います。さらに言うならば彼はアルヴィスの中でもさらにごくごく一部にしか関心を寄せず、そのごく一部との交流によって、関心の形が変化した、というところでしょうか。とにかくサラザールには魔法馬鹿というイメージがあるので、そのあたりから話(と設定)を展開させていくと思います。
番組表ってさ…
2008年08月18日
家はいわゆる民放とNHKのスタンダード番組表でテレビが動いてるんですが、オリンピックの放映スケジュールって誰がどういう独断と偏見で決めてるんでしょう。
ラファエル・ナダルの動いてる映像が、せめて表彰式の映像がどっかに落ちてないかと探してるところです。ナダルを初めて認識したのは三年前のウィンブルドンでした。今でも若いけど当時はもっと若かった彼が、フェデラーのサーブに触れもしないのを見てナダル贔屓になった懐かしい思い出…。今では世界ランク1位ですってよ。正直去年までフェデラーがいるかぎり万年2位じゃないかと思ってたよすみません。今ではすっかりファンなんですが、家はNHKと民放しか入らないんだよ…。NHKはウィンブルドン決勝が出来すぎだったってことですね。
野球が冷や冷やするよ。星野監督…!
拍手&コメントありがとうございます。追々コメント返ししますー。我慢できなかったギアス感想に結構コメント頂きました。喜ぶべきか嘆くべきか。ありがたいことにはかわりないですが。
ラファエル・ナダルの動いてる映像が、せめて表彰式の映像がどっかに落ちてないかと探してるところです。ナダルを初めて認識したのは三年前のウィンブルドンでした。今でも若いけど当時はもっと若かった彼が、フェデラーのサーブに触れもしないのを見てナダル贔屓になった懐かしい思い出…。今では世界ランク1位ですってよ。正直去年までフェデラーがいるかぎり万年2位じゃないかと思ってたよすみません。今ではすっかりファンなんですが、家はNHKと民放しか入らないんだよ…。NHKはウィンブルドン決勝が出来すぎだったってことですね。
野球が冷や冷やするよ。星野監督…!
拍手&コメントありがとうございます。追々コメント返ししますー。我慢できなかったギアス感想に結構コメント頂きました。喜ぶべきか嘆くべきか。ありがたいことにはかわりないですが。
拍手返信です…。
2008年08月18日
いろいろハリポタ夢設定というか私の妄想へのツッコミありがとうございます、心から。
すごい楽しいのでどんどんくださいーと言いたいところなのですが、返信が細かいこと拘りすぎというか嬉々としすぎというか、なんか拘りすぎでウザイんじゃね私? と思うことも多々あります。
以下、その典型の返信です。
すいませんほんと微妙だよそんなの一緒だよ意味ねぇよ! ってとこまで拘って…。しかも考え直す可能性もあるんですよ…。
■8/17 23:36 イルミンスールの鍵設定&佐伯さんの考えでは、サラザールスリザリンの「魔法族による魔法の独占」の思想は、後代の純血家や名門・有力者によって歪められたか、または時代とともに変質し、現代にまで至る純血至上の身分差別制度になったということですか?
>>>ちょっと違います。
ホグワーツ設立が紀元千年前あたりで、オリバンダーの杖創業が紀元前四百年近い。少なくともその間1400年で魔法族は純血と混血の意識の差=身分制度を設立させていった筈です。そもそもそういった意識というものは社会の中で少しずつ蓄積され成立するもので、ある日突然成立することはありえません。だから原作の「純血なんたらっていうのがサラザールが言い出したこと」というのはそもそもおかしい。それまで暗黙の了解で既に成り立っていたものが、たまたま当時影響力のあったサラザールの行動が切っ掛けで表面化しただけ、というのが正しいところだと思います。マグルの世界ではビザンツ帝国全盛期に、魔法界には身分なんて欠片もない、みんな平等同じ意識仲良しだ、なんてあり得ない。当時は身分差別制度が悪ではなかった時代ですから尚更です。
なのでサラザールが生まれる前もから純血至上の身分差別思想はあったんですよ。それが聞こえの似ていたサラザールの思想を旗印として結びつき、社会の制度化したんだと思います。
でも、スリザリンのころには混血はもちろんマグル生まれ魔法使いも魔法界に浸透していた(そうでなければ、スリザリンがグリフィンドールと争う理由がない)から、結局同じではないでしょうか? 純粋な魔法族のみが魔法を使うべき→既に魔法界には混血・マグル生まれのほうが断然多い→『本来あるべき魔法族』でない穢れた者なので、純魔法族より格下だ。みたいになっちゃいませんか? サラザール思想をそのまま行えば、7巻の魔法省の政策のようになるのでは・・・
>>>結果的にはそうです。やってることは変わりません。ただサラザール・スリザリン個人の意識に着目すれば大きな違いがありますというだけの話です。
以下は個人的推測と想像です。
歴史上の人物を後代の人間が理解しうることは行動からでしかなく、本当のところ何を考えていたかなんて知るわけがない。解釈を勘違いされてる人もいるだろう。サラザールもその一人なんじゃないか、という推測です。そう言う意味ではゴドリック・グリフィンドールもだと思ってるんですけどね、小鬼とグリフィンドールの剣のやりとりあたりで。
行動原理(信条)と行動結果の意味合いが違ってくるのは良くあることではないですか? その場合重要なのは、行動原理を他人に理解してもらう努力をするかしないかにあります。サラザールはその努力をしなかったんです。
サラザールがまるで純血至上主義の親玉のように言われてるのは何故なんだ、と私は考えたわけです。
彼は「魔法教育は純粋な魔法族の家系のみに与えられるべきである」と言ったと、ビンズ先生いわく『信用出来る歴史資料』にはそう書かれている。「マグルを見下せ」なんて言ってないんじゃないかひょっとして、と思ったんですね。
それなのに純血主義が「スリザリン的思想」だと言われるのは、サラザールの行動の結果が純血至上主義の得る結果と同じであり、当時影響力のある魔法使いだったサラザールは、純血至上主義の旗頭としてある意味利用されたんじゃないかと。他の人間がサラザールの行動だけを見て「純血至上主義だ」と判断しただけで、サラザールが何を考えてたかなんて誰も理解してなかったんじゃという話になります。
今パッと思い浮かんだのでこんな風に例えますが、オンリーワンとナンバーワンは違います。サラザールは魔法をオンリーワンにしたかったんですが、他の人間はナンバーワンにしたかったんだと勘違いした。結果を見ればどっちも変わらないのでサラザールはそう思われてることを否定しなかった。結果の弊害でマグル蔑視が起こりますが、彼にとってマグルは庇うものではなく無関心の対象だったから、「魔法教育は純粋な魔法族の家系のみに与えられる」という結果さえ得られればどうでも良かったんです。
サラザールは酷い人間ですよ。それは確か。興味が酷く限定されていて、それが社会に影響を及ぼしたことに責任を取らなかったんですから。ただ、それは現在の価値観であってきっと千年前とは違いますよね。
そんな私のサラザール・スリザリン像でした。
すごい楽しいのでどんどんくださいーと言いたいところなのですが、返信が細かいこと拘りすぎというか嬉々としすぎというか、なんか拘りすぎでウザイんじゃね私? と思うことも多々あります。
以下、その典型の返信です。
すいませんほんと微妙だよそんなの一緒だよ意味ねぇよ! ってとこまで拘って…。しかも考え直す可能性もあるんですよ…。
■8/17 23:36 イルミンスールの鍵設定&佐伯さんの考えでは、サラザールスリザリンの「魔法族による魔法の独占」の思想は、後代の純血家や名門・有力者によって歪められたか、または時代とともに変質し、現代にまで至る純血至上の身分差別制度になったということですか?
>>>ちょっと違います。
ホグワーツ設立が紀元千年前あたりで、オリバンダーの杖創業が紀元前四百年近い。少なくともその間1400年で魔法族は純血と混血の意識の差=身分制度を設立させていった筈です。そもそもそういった意識というものは社会の中で少しずつ蓄積され成立するもので、ある日突然成立することはありえません。だから原作の「純血なんたらっていうのがサラザールが言い出したこと」というのはそもそもおかしい。それまで暗黙の了解で既に成り立っていたものが、たまたま当時影響力のあったサラザールの行動が切っ掛けで表面化しただけ、というのが正しいところだと思います。マグルの世界ではビザンツ帝国全盛期に、魔法界には身分なんて欠片もない、みんな平等同じ意識仲良しだ、なんてあり得ない。当時は身分差別制度が悪ではなかった時代ですから尚更です。
なのでサラザールが生まれる前もから純血至上の身分差別思想はあったんですよ。それが聞こえの似ていたサラザールの思想を旗印として結びつき、社会の制度化したんだと思います。
でも、スリザリンのころには混血はもちろんマグル生まれ魔法使いも魔法界に浸透していた(そうでなければ、スリザリンがグリフィンドールと争う理由がない)から、結局同じではないでしょうか? 純粋な魔法族のみが魔法を使うべき→既に魔法界には混血・マグル生まれのほうが断然多い→『本来あるべき魔法族』でない穢れた者なので、純魔法族より格下だ。みたいになっちゃいませんか? サラザール思想をそのまま行えば、7巻の魔法省の政策のようになるのでは・・・
>>>結果的にはそうです。やってることは変わりません。ただサラザール・スリザリン個人の意識に着目すれば大きな違いがありますというだけの話です。
以下は個人的推測と想像です。
歴史上の人物を後代の人間が理解しうることは行動からでしかなく、本当のところ何を考えていたかなんて知るわけがない。解釈を勘違いされてる人もいるだろう。サラザールもその一人なんじゃないか、という推測です。そう言う意味ではゴドリック・グリフィンドールもだと思ってるんですけどね、小鬼とグリフィンドールの剣のやりとりあたりで。
行動原理(信条)と行動結果の意味合いが違ってくるのは良くあることではないですか? その場合重要なのは、行動原理を他人に理解してもらう努力をするかしないかにあります。サラザールはその努力をしなかったんです。
サラザールがまるで純血至上主義の親玉のように言われてるのは何故なんだ、と私は考えたわけです。
彼は「魔法教育は純粋な魔法族の家系のみに与えられるべきである」と言ったと、ビンズ先生いわく『信用出来る歴史資料』にはそう書かれている。「マグルを見下せ」なんて言ってないんじゃないかひょっとして、と思ったんですね。
それなのに純血主義が「スリザリン的思想」だと言われるのは、サラザールの行動の結果が純血至上主義の得る結果と同じであり、当時影響力のある魔法使いだったサラザールは、純血至上主義の旗頭としてある意味利用されたんじゃないかと。他の人間がサラザールの行動だけを見て「純血至上主義だ」と判断しただけで、サラザールが何を考えてたかなんて誰も理解してなかったんじゃという話になります。
今パッと思い浮かんだのでこんな風に例えますが、オンリーワンとナンバーワンは違います。サラザールは魔法をオンリーワンにしたかったんですが、他の人間はナンバーワンにしたかったんだと勘違いした。結果を見ればどっちも変わらないのでサラザールはそう思われてることを否定しなかった。結果の弊害でマグル蔑視が起こりますが、彼にとってマグルは庇うものではなく無関心の対象だったから、「魔法教育は純粋な魔法族の家系のみに与えられる」という結果さえ得られればどうでも良かったんです。
サラザールは酷い人間ですよ。それは確か。興味が酷く限定されていて、それが社会に影響を及ぼしたことに責任を取らなかったんですから。ただ、それは現在の価値観であってきっと千年前とは違いますよね。
そんな私のサラザール・スリザリン像でした。
拍手返信。
2008年08月17日
ギアスについて思うところを書いたら、ギアスについて思うところをコメントしてくださった方などがいらっしゃったんですが、返信不要とあったのでその通りにしています。一言言うならば、うん、やっぱり残念ですよね。
拍手返信です。ありがとうございました。
■8/17 0:50 ハリー・ポッターのお話、とても面白いです。ウィリルが~
>>>読んでくださってありがとうございます。主人公たちが何者なのか…というところは作中で綺麗に明かしていくことを目指してますので、お付き合いいただけると幸いです。
■8/17 2:37 日記のルルーシュとカレンへの批判が~
>>>いやすみません。これまで言うまい言うまいと思っていたことだったんですが、なんかもういいやと思ってしまいまして。我慢できなかったことを反省はしてますが、内容自体に後悔はないです。綺麗なものではないですけども。ありがとうございます。
■8/17 15:35 さ す が ロ ン!! 期待を裏切らないロン節でした。 俗っぽさと偏見と短気の塊だけど彼が3人の中では一番好きです。
>>>ロンはですねー、ちょっと損な役回りですね。魔法界のことにおいて、彼は常識的だとは思うのですけど、子どもらしい正義感と主張が主人公さんの的みたいになっちゃうので。あとこれは私の主観ですが、スリザリン生の純血信仰があるように、グリフィンドール生にはグリフィンドール信仰みたいなものがあると思うんですよね。子世代ではそれが顕著なのはロンで、全体を通してはジェームズとシリウスだと思うんです。正直なところ、私にとってそれは好ましいものではないのでこれからもロンは主人公さんにつつかれやりこめられると思います。ごめんよロン…大衆の代弁者みたいな扱いして、と思ってます。
■8/17 15:37 スリザリンはアルヴィス家の一族だったんですか!? それともただアルヴィスが古い家だから、伝記を所有しているだけ?? リドルがスリザリン家とペベレル家の末裔だったようですが、それより古いアルヴィスはペベレルやホグワーツ四天王に関係があるのですか?
>>>いやいやいや流石に原作人物の設定をオリジナル設定に深く絡ませる度胸はない…です…一部を除いて。詳しくは作中で書きます。スリザリンやペベレル家がアルヴィスの一族であったことはないです。伝記は確かに所有してます、というか独自に歴史を記してるんでしょうね。伝わっていない歴史の裏側とか、そういうのを知ってるんだと思います、特に主人公ズ、今のところ兄の方が特に。関係はあったと思って頂いて結構です。
■8/17 20:49 妹×ロンハーの会話おもしろいです・・・ 何だかんだで、4話に書いてある通り、魔法貴族なんやなぁ(^∀^)ノ 蛇寮のことが結構気に入っているので、妹のような名門出で、しかも本人も反純血、反魔法貴族でないヒロインを応援してます。
>>>純血&魔法貴族寄りでもなければ、反純血&反魔法貴族寄りでもない、ある意味中立であることが主人公の立ち位置でもあります。どちらにも主張もあれば歴史もある、理由もあると分かっているので、単純にロンの言うことには同意出来ないし、スリザリン生の言うことが正しいとも思ってません。どちらかというと家が貴族寄りで、彼等のことを知っているからこその立場とも言えます。スリザリン生だから悪いなんて誰が決めたんだ、という話ですね。
■8/17 21:00 スリザリン的な、「純血魔法族の出身者のみ一等市民、混血マグルは差別対象」って思想は、彼女の一族にとってはどう受け止められているのでしょうか。実際には、純血に近い混血は純血として扱われているようですが、兄妹は半純血であることをむしろ肯定的に捉えているし、一族の純血も徹底していないので、純血の度合を魔法社会の身分ととらえるスリザリンの意見では、プライドの高い一族としては我慢ならんのでは?
>>>そのあたり、アルヴィスの人間は価値観を「純血であるか否か」に置いていないので、兄に言わせると「勝手に言ってろバーカ」ですね。的はずれなことを言われても腹は立たないものです。そのあたりかなりマイペースな一族です。相手をする方が腹立つだろうなぁと思います。
スリザリンでさえ、主人公一族については純血魔法族-マグルの二項的価値観から除外して尊んでいたのでしょうか。
>>>サラザール・スリザリンのことを言うならば、作中でも書いたとおり、「魔法教育は純血の魔法族にのみ与えられるべき」であるという信条があるのと「純血至上主義」であるのとは違うだろうというのが私の主観です。夢見てるとか妄想とも言いますが。
サラザールは魔法族がマグルより優れているという上下の関係ではなく、既に別の生き物だという考えがあったんじゃないかと。一子相伝の技術があるように、特異なものはそれだけに伝承されるべきだと言う意味で。
マグル? 何それ食べられるの? …いや食べられないだろうな普通に考えて。
うちのサラザール・スリザリンはそんな感じの人なので、古代魔術の研究家であるアルヴィスは敬意の対象でした。交流もあったようです。
拍手返信です。ありがとうございました。
■8/17 0:50 ハリー・ポッターのお話、とても面白いです。ウィリルが~
>>>読んでくださってありがとうございます。主人公たちが何者なのか…というところは作中で綺麗に明かしていくことを目指してますので、お付き合いいただけると幸いです。
■8/17 2:37 日記のルルーシュとカレンへの批判が~
>>>いやすみません。これまで言うまい言うまいと思っていたことだったんですが、なんかもういいやと思ってしまいまして。我慢できなかったことを反省はしてますが、内容自体に後悔はないです。綺麗なものではないですけども。ありがとうございます。
■8/17 15:35 さ す が ロ ン!! 期待を裏切らないロン節でした。 俗っぽさと偏見と短気の塊だけど彼が3人の中では一番好きです。
>>>ロンはですねー、ちょっと損な役回りですね。魔法界のことにおいて、彼は常識的だとは思うのですけど、子どもらしい正義感と主張が主人公さんの的みたいになっちゃうので。あとこれは私の主観ですが、スリザリン生の純血信仰があるように、グリフィンドール生にはグリフィンドール信仰みたいなものがあると思うんですよね。子世代ではそれが顕著なのはロンで、全体を通してはジェームズとシリウスだと思うんです。正直なところ、私にとってそれは好ましいものではないのでこれからもロンは主人公さんにつつかれやりこめられると思います。ごめんよロン…大衆の代弁者みたいな扱いして、と思ってます。
■8/17 15:37 スリザリンはアルヴィス家の一族だったんですか!? それともただアルヴィスが古い家だから、伝記を所有しているだけ?? リドルがスリザリン家とペベレル家の末裔だったようですが、それより古いアルヴィスはペベレルやホグワーツ四天王に関係があるのですか?
>>>いやいやいや流石に原作人物の設定をオリジナル設定に深く絡ませる度胸はない…です…一部を除いて。詳しくは作中で書きます。スリザリンやペベレル家がアルヴィスの一族であったことはないです。伝記は確かに所有してます、というか独自に歴史を記してるんでしょうね。伝わっていない歴史の裏側とか、そういうのを知ってるんだと思います、特に主人公ズ、今のところ兄の方が特に。関係はあったと思って頂いて結構です。
■8/17 20:49 妹×ロンハーの会話おもしろいです・・・ 何だかんだで、4話に書いてある通り、魔法貴族なんやなぁ(^∀^)ノ 蛇寮のことが結構気に入っているので、妹のような名門出で、しかも本人も反純血、反魔法貴族でないヒロインを応援してます。
>>>純血&魔法貴族寄りでもなければ、反純血&反魔法貴族寄りでもない、ある意味中立であることが主人公の立ち位置でもあります。どちらにも主張もあれば歴史もある、理由もあると分かっているので、単純にロンの言うことには同意出来ないし、スリザリン生の言うことが正しいとも思ってません。どちらかというと家が貴族寄りで、彼等のことを知っているからこその立場とも言えます。スリザリン生だから悪いなんて誰が決めたんだ、という話ですね。
■8/17 21:00 スリザリン的な、「純血魔法族の出身者のみ一等市民、混血マグルは差別対象」って思想は、彼女の一族にとってはどう受け止められているのでしょうか。実際には、純血に近い混血は純血として扱われているようですが、兄妹は半純血であることをむしろ肯定的に捉えているし、一族の純血も徹底していないので、純血の度合を魔法社会の身分ととらえるスリザリンの意見では、プライドの高い一族としては我慢ならんのでは?
>>>そのあたり、アルヴィスの人間は価値観を「純血であるか否か」に置いていないので、兄に言わせると「勝手に言ってろバーカ」ですね。的はずれなことを言われても腹は立たないものです。そのあたりかなりマイペースな一族です。相手をする方が腹立つだろうなぁと思います。
スリザリンでさえ、主人公一族については純血魔法族-マグルの二項的価値観から除外して尊んでいたのでしょうか。
>>>サラザール・スリザリンのことを言うならば、作中でも書いたとおり、「魔法教育は純血の魔法族にのみ与えられるべき」であるという信条があるのと「純血至上主義」であるのとは違うだろうというのが私の主観です。夢見てるとか妄想とも言いますが。
サラザールは魔法族がマグルより優れているという上下の関係ではなく、既に別の生き物だという考えがあったんじゃないかと。一子相伝の技術があるように、特異なものはそれだけに伝承されるべきだと言う意味で。
マグル? 何それ食べられるの? …いや食べられないだろうな普通に考えて。
うちのサラザール・スリザリンはそんな感じの人なので、古代魔術の研究家であるアルヴィスは敬意の対象でした。交流もあったようです。