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2025年03月03日
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更新報告と五輪。

2008年08月09日
 ハリポタ夢秘密の部屋編第二章(Act.15)更新しました。
 つまり主人公兄の本題はポリジュース薬がどうのこうのではなくて、これでも一応妹が心配だと思うんだ、多分。結構扱い酷いですけどね。

 拍手返信は追って。

 昨夜はうっかり北京五輪の開会式中継を見てしまったので、そして見終わったらどっと疲れてしまったのでそのままベッド行きでした。
 何かさ、凄いのは凄いんだけどもあからさまに人海戦術だし会場は熱そうだしで、だから見てるこっちが疲れました…。 画面越しにこれなんだから現地に行った人はどれだけなんだろうと母と眠い顔を見合わせてですね。
 が、サラ・ブライトマンが出てくるとは知らなかったので嬉しかった。世界陸上に引き続きですね。すっかりこういうところの常連になってるなぁ。
 良かったけど全体的に長すぎるよ。スケールの大きさはよく分かった。
 でも何が一番楽しかったってやっぱり各国の入場ですね。今回は欧州各国にスタンダードジャケット回帰みたいなのがあったように見えた。英国とフランスの入場に何故かテンション上がる私。それまで周りと超談笑してたサルコジ大統領が、自国の入場が始まった途端、ジャケットのボタンを留めて立ち上がったのがすげぇ格好良かったんです。最近あのひと外交関係の良い話しか聞かないしなぁ。福田総理、せめて立とうよ…別に国旗にはいらないけど選手には敬意を払おうよ、と思うタイプですが、海外の国旗を大切にする姿は素直に格好いい。過剰になる必要はないとは思いますけどもね。
 あとナダル、ナダル! まだ記憶に新しいので彼とフェデラーが出てきたのにはテンション上がりました。メッシは出られるのかなぁ。
 プーチン首相は来てるけどメドベージェフ大統領は来てないんだ、と思っていたらその裏でロシアとグルジアが緊張状態飛び越えて開戦一歩手前。そりゃ来てる暇ないわ、と納得すると同時に悲しい限りですね。
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拍手返信。

2008年08月08日
 やっと追いつきました拍手返信です。
 ありがとうございます!


■8/6 20:23 memo拝見しました!! まじですか! 一市民として暮らしている者や、なんと召使いの地位にある者からも~

>>>文字化けはよくあることなので気にしないでください。何が悪いってシステムが悪いですから。
 英国のバトラー、バレット、ハウスキーパーに代表される被雇用者でも上位にいる人達は、使用人というよりも専門家としての意識が高いので、すごい堂々としてます。格式の高い家ほど使用人のそういった意識が高く、使用人は主人やその家族を愛し、主人も使用人を信頼しその家族は彼等を愛し、良い人間関係を築く伝統があります。なので本家分家逆転しても、相手が使用人だから、という感じの見下し観は存在しません。存在するべきではありませんね。ただ一族であること、さらには本家であることはものすごい高いプライドの上に成り立っているので、それが崩れりゃ確かにきぃーーくやしいーーってことになりますが。対等なライバル関係的恨み辛みと思って下さい。


 当主代行は前当主の直系子孫に単純継承されるんですよね?

>>>当主代行は当主が存在しない時の本家直系の適齢者から選ばれます。例えば当主が亡くなり次の当主が生まれていない時は、前当主から一番等親の近い人物が。当主代行が亡くなった時はその直系子孫が、該当者がいなければやはり一番等親の近い人間が当主代行を継ぎます。不思議なことに当主に直系子孫がいた例がこれまであまりなかったんですよね。独身を貫いたまたは子どもに恵まれなかった当主ばかりだったと。本家分家の逆転現象は、そんな歴史を鑑みて実行されている学習の結果だったりもするわけです。

 当主に血縁の近い者や長老会員の家系のが圧倒的に当主輩出率が高いと聞きましたけど、主人公の直系祖先も多くの当主を輩出してるのですか? その他大多数の一族の者は、実質的に当主になる期待や予測はほぼ無しという認識でよいのでしょうか? あ、僅かでも皆無ではないってことは分かってますけど、実用的に、です。 実際の現象を考えれば、当主の座は長老会構成員の寡占状態なのでしょうか? 一般の者から選出される可能性ってすこぶる低いということでしょうか

>>>主人公ズの直系祖先は、先代の当主のときに本家分家逆転現象を起こした家系です。先々代の当主まではしばらく本家が変わらなかったんですが、先代のときに本家からかけ離れた分家で当主が生まれたので、一族内で「ああやっぱり安定しないなぁ、あの事件のせいかなぁ」などというため息が漏れたとか漏れないとか。
 そういう事実があるので、確率や可能性を断言は出来ません。「当主の座は長老会構成員の寡占状態」というか、長老会構成員直系の、ですね。現在生きている人間が当主になることはありませんので。けれどまあ、七割はその周辺から出てます、と言っておきます。長老会構成員の家系同士の血の交換みたいなのも余裕があればやりますしね。
 ちなみに当主となる条件を備えた子どもが産まれやすい条件みたいなのもあって、現当主はその条件の下で産まれた当主です。


 一応聞いてしまいますが、長老って老いてるわけじゃないですよね?

>>>そんなこと言ったら一部の長老会メンバーからバッシングをくらいます。四十代の人もいますからね。
 『長老会』というのは表現のニュアンスとして分かりやすいものを採用しているだけで、本当は『ラタトクス』って言うんですよ。でもそれでは読んで下さる方に伝わらないので、長老会、と置き換えてます。



■8/6 22:24 夢主の一族がやってることは、いわゆる『名家』とか『上流階級』って人たちと真逆だと思います。~

>>>そうですね。一族の彼等がとくに魔法界で開明的な思想を持っているとか、リベラリストであるとかそういうことではないのですが、使命による行動の結果、純血主義には真っ向から対立する形になっているんですが。
 それでもルシウス氏なんかが社交界に招待してくれるのは、自家で開くパーティに一族がいれば箔がつくからですね。ルシウス氏の場合は一族の人間なら誰でもいいというわけではなく、現在の本家筋の人間に限られるようですが。
 彼等の報復は恐ろしいです。対象にとって何が一番屈辱的か、それを熟知した報復を行いますから。怖いです。



■8/7 15:21 レスにレスしてすみません   私のした質問が解り難く、誤解を与えてしまったようなので
>「婚姻は、有力な長老筋に近くなるほど”一族から出る”ことは難しくなり、末端ほど容易くなるという理解でよいのでしょうか。」
という質問は、「結婚する場合、当主に近い有力家ほど、アルヴィスの系図から出て結婚相手の家系図に入ることが困難になり、末端ほど比較的自由にできるということですか?」という意図でした

>>>いやこちらこそすみません。その意図は理解していたのですが、私の答え方が悪かったです。
 有力な長老筋の人間ほど出にくくなるということは、一族の慣習的にはありません。当主でもない限り婚姻は基本的には一族に迎える、どうしてもの場合は出ることもある、という事で、末端でも「嫁(婿)取ってこい!」とプレッシャーかけられるのは同じです。ただ、長老達にしてみれば出来るだけ自分の家系の勢力を伸ばしたいというのと、それを命令出来る権力を持っているので、統計的に見れば有力な長老筋の人間は婚姻を一族に迎えるという形で行うことが多いんじゃないでしょうか、という話でした。


 当主が純血主義勢力と結託することはない、ということは、そういう純血魔法族の覇権主義を持つ者は当主に選ばれない、という意味でしょうか、それとも、純血支配体制を画策した時点で長老会によって幽閉されるとかでしょうか?

>>>どちらかというと前者かと思います。これまでの当主を見ても、これからの当主が選ばれる条件を鑑みても、純血主義や覇権主義からはほど遠いですね。
 当主には長老会に限らず他の一族も一切手出しが出来ません。



■8/7 17:17 はい、私もリーマスでニヤニヤしてました^^ ~

>>>三巻の最初の方でドラコの絡みをリーマスが諫める場面は好きだなぁ。その時から「おいしいなぁ、でもドラコ謝れ」と思ってましたリーマスファンです。愛してる。

 ヒロインが入学前からドラコと仲がいいのは、何か理由があるんですか?? 長老やルシウスの都合とか、一族が付き合う必要があるのがマルフォイ家くらいしかなかったとか

>>>賢者の石へんのクリスマスあたりでもちろりと話が出てますが、血に拘らないと言ってもどちらかというと旧態依然とした長老会の意向で、主人公ズは以前から純血貴族の社交界に顔を出していました。媚びることはしないけれども、財政会に影響力を持つマルフォイ家などと付き合っておいて損はない、ということですね。そんなわけで、主人公さんとドラコはイベントごとに顔を合わせていて、同い年が周りに少なかったもので、それなりに馴染みであるのです。ドラコは父親に「仲良くしとけ」くらい言われてると思いますが。

 名家や有力者と接することが一族の活動のなかにあるのなら、他のスリザリン関係者や他の3寮の旧家、魔法省高官 有力商人等 スラッグホーン先生の呼ばれてる者たちとも知り合いである可能性があるのでは? 一巻二巻のホグワーツの全生徒教師の内で、兄妹以外の”一族の者”はいるのでしょうか?

>>>話の展開の都合上(オリキャラが増えてもなんなので)、そのあたりはあまり考えていませんでした。が、設定上はいると思います。何等親になるか分からない親戚とか、ビジネスライクな付き合いの相手とか。一族である共通の自覚はあっても、平時は本家と分家、分家同士は特別な理由がなければ他人と変わらないので、交流があるわけでもないです。


■8/7 18:03 とても根本的なことなのですが  アルヴィスが魔法界の価値観の「古い純血魔法族」という基準を差し置いても、(単純比較はできないですが)より尊ばれるのは何ゆえでしょう? 過去の偉大な業績か、築いてきた莫大な富か、それとも結局は他の魔法族と同じ「古い魔法の血」という基準で、たまたま最古の一族だったからでしょうか。『純血』の階級思想が、「高貴な魔法族であり続けるには、高貴な血統でなければならない」=「それ以外の奴らとの混合は高貴さの消滅」=「魔法族としての系図にしるし系統を存続する価値なし」ってことらしいですね 5巻の話では。アルヴィスさんたちがあえて子孫の数を優先させても、その名が魔法界で少しも落とされることはないのに、同様の理由で同様のことを行った家系は旧来の価値観における王族貴族(5・6巻の表現を借りました)の身分から追われるというのは不思議な感じがしますが、やはりそれほどスゴイっていうことですか(本編の重大なキーポイントになっていることでしたらネタばれ聞いて申し訳ないです)。純血とマグルはハリポタの社会で一つの論点になってることだと思うので知りたいです。魔法使い的には「古い血」が雑多な血と混じれば汚されるってきいたことがあります。

>>>現状では「それだけ凄いんです」とお答えするしかありません。すいませんちょっと話の根幹に近いネタバレになっちゃうので。
 ただ魔法族がアルヴィスに敬意を払うのは純血だからではなくアルヴィスだからです。アルヴィスだから古くから続いていなくては困るし、一族にへそを曲げられると最終的に困るのは魔法族自身なのです。魔法族は自分自身のためにアルヴィスを尊んでいます。しかし長い歴史を経て、その理由はほとんど忘れられいて、ただ「敬意を払うべし」という教えが脈々と、社会の基盤のように受け継がれているんですね。
 あえて、意味不明なことですが言うとしたら、現当主である主人公兄は魔法使いとマグルであれば魔法使いの方がより嫌いで、純血と混血ならば純血の方がより嫌いです。歴代当主の半分くらいはそんな感じでした。


 マグルの方のウィリルの叔父は半貴族ですが、明らかに俗っぽい(失礼!)学校に行かせたんですか………?

>>>このあたり英国の複雑怪奇な教育制度が絡む非常に面倒くさい上にたいして本編に反映されない設定なのですが、前提として叔父はウィリルが11歳になったらホグワーツに通うことを知っていた、でもマグルの価値観的にはパブリック・スクールにも通わせたかったなーと思っていたとご理解下さい。ちなみに叔父は本編でもちらりと出てきたイートン校(パブリック・スクール。文句なしに名門!)出身です。
 英国(イングランドとウェールズという意味です。スコットランドと北アイルランドはまた制度が違うので)では教育コースが私立と公立でかなり早い時期にはっきり分かれてしまいます。パブリック・スクールというのは私立コースの中高一貫校にあたる一部の学校のことで、一般的に男子校で寮制で授業料が高いところのことを言いますが、近年その条件のうち「男子校」であるという部分が崩れてきています。前時代的だから女子も受け入れようぜということになり、叔父はそれを知っていたので、姪をパブリック・スクールに入れたかったのです(イートンではありません。あそこが共学になるとしたらそれは英国中の学校が共学になってからでしょう)。
 が、パブリック・スクールは13歳からのところも多く、それまではプレップ・スクールに通うのですが、10歳中頃まで全然別の教育を受けていたウィリルが今からそこに入るのはいかにも中途半端です。しかもプレップ・スクールというのはパブリック・スクールに入るための勉強をするという意味合いが強く、パブリック・スクールに入らないウィリルにはあまり意味のない学校なのです。宗教教育も避けたかった。
 なので、手近なプライマリー・スクール(5歳~11歳が対象のようするに小学校)に放り込みました。
 説明が長い割に大した中身じゃありません。すみません。ちなみに上記はこれまでの男子私立コースの話で、女子私立コースはまた違うのですが、関係ないので説明省きます。ホグワーツのような共学の寄宿学校って珍しいですねそういえば。今ではそうでもないのか。

拍手返信など。

2008年08月07日
 昨夜は寝入りばなは暑かったんですが、朝の早い時間はさわやかで総じてぐっすり眠れた日でした。眠りが深かったせいか、ハリポタと00が混ざった変な夢を見たよ。向こうに渡るには日に七本(多分ハリポタ全七巻の影響)出る列車(多分ホグワーツ特急)に乗らなければならなくて、何で向こうに渡らなければならないかも分からないんですが、渡った先にはスメラギさんと思われる人物とティエリアらしき人物がいて、列車以外で割ったってこようとしている人間を撃退しているんですが、ある男に関してはティエリアの知り合いらしく、それから滔々とティエリアがこれまでの謎全てを語ってくれるんですよ!
 ……どれだけ色々気になって期待してるのかと。

 拍手お返事です。上のたわごとは忘れてください。
 まだ頂いたすべてにお答えできてませんが、とりあえずこれだけ…。


■8/6 17:34 こんにちは、佐伯様。日記更新のすぐ後にお邪魔してすみませぬ~

>>>こんにちは。ですね。いくら特別な一族相手と言えども、他の家にしてみれば自分たちのところの利益をまず考えるでしょうから。

 婚姻は、有力な長老筋に近くなるほど”一族から出る”ことは難しくなり、末端ほど容易くなるという理解でよいのでしょうか。

>>>そういう理解で構いません。やはり本家直系に近いほど当主の出る確率は高くなりますし、長老筋のあたりは自分の系図に力を持たせるために家系を大きくしようとします。一族の婚姻に(絶対ではないですが)口を出せるのも長老の特権ですね。

 今までの解説から察するに、一族の子孫に加えるにしても加えないにしても、男性女性は関係ない・・・ですよね? 普通の貴族のように、女系は一族には入らないと決まっているわけではなく、相手の家との『要相談』なんですか?

>>>関係ないですね。一族の男性の場合は彼女の両親とか親戚筋と相談して、出来れば家に嫁入りして欲しいけどどうだろうかとか(大体希望通りにいくようです。相手が一人娘でどうしても、という場合は婿に行くことも時折あるようですけれども。その場合は長老会の大反対を押し切らなければなりません)。一族の女性の場合は彼氏に長男は出来るだけ避け、婿を取るよう口をすっぱくして言われます。

 相手の家系に入った子供は、近い血縁者が個人的に関わるのは別として、一族の庇護、特典は無いという認識でよろしいのでしょうか。

>>>その通りです。長老会の大反対を押し切って、結婚相手と駆け落ちした女性もいましたねぇ。彼女は結構本家に近い系図だったんですけれども、自分から望んで一族を出たので、一族の権利と義務を失ってます。


■8/6 17:52 ホグワーツ理事は兄が就任するのではと密かに妄想していたのですが、一分家の当主ですか! それほど力はないとのことですが、彼がその地位に就任するだけの成功を勝ち得たのは、一族の力や援助は関係あるのでしょうか、それともさほど重んじられる血筋でもなかったので彼の個人的実力のため?

>>>結局そういう地位を得る実力というのは個人のものなのだと思います。よく親の七光りでとか家の名前が、というもありますけども。一族の人間は魔法界でそれなりに敬意を払われますけれども、それは権力があるからではないんです。魔法大臣にどうしろああしろと命令することは出来ませんし、例えばルシウス氏に何か便宜を払ってもらうとして、それが出来るのは一族の名前があるからではなく、やはり個人的にルシウス氏にパイプがあるからなんですね。魔法省や各業界の上層部に一族の人間が食い込んでいるのも、過去に個人の実力でのし上がってきた歴史があるからです。財政界においても一族が名門と言われるのは、一族の人間が努力してその地位を得て、財政界を繁栄させてきた歴史があるからなんですよ。多分認識されているのとは順序が逆なんです。
 プライドの高い人ほと、周囲から名門と言われることはあっても自分で言うことはないんじゃないでしょうか。例の理事もそう言う、地位と実力を自分の力で掴んだ人なんだと思います。一族からの援助というのはよっぽどのことがないと誰に対してもありません。一族の人間は一族の名に頼るのは恥と思っている。それが一族の自覚でもありますね。名を安売りしないから、敬意を払われるということでもあるんでしょう。



■8/6 17:56 Uverの新曲題名『恋いしくて』だそうですよ!!~

>>>『恋いしくて』! 何か送り仮名が余計のような気もしますが、そっかー。これ00のOPの話ですよね?(確認が適当なので自信が…) 調べてみたらGLAYと発売日がかぶってました。情報ありがとうございます。


■8/6 19:22 お晩です お忙しいところ失礼します。 既に関連した質問が出ていて重複しますが、クエスチョンさせていただきます^o^;

>>>こんばんわです。真昼間ですが。色々関連質問頂くと、読んでもらってるんだなーと思えてすごく嬉しいので、じゃんじゃんしてやってください。アンサー行きます!

 純血という意味での魔法界での名声や現実的に実力ある家、マルフォイやノットやマクラーゲンやスミスやクラウチ、ブラックなどが、彼らの既存の力とアルヴィスの一族が持っている「特別な名声と力」を得んがために、アルヴィスの一族の純血の者と結婚し、その子孫をしてより強大になろうと、有力純血家と一族の誰かが手を結んだら、やばくないですか。さらに、その手を結んだ者が当主継承の可能性として無視できない確率を持つ家だったらば、アルヴィスの一族と純血至上主義を糾合して力を振るうこともできるとしたら…!? 名もない家やハーフ・ブラッドやまして非魔法族出身と婚姻している他の血族はひとたまりもないってことにならないでしょうか

>>>それはマルフォイやノットや以下略が、一族の人間を嫁又は婿に迎えて、自家の勢力を伸ばそうとする場合、ですよね? その場合嫁入りもしくは婿入りした一族の人間は、一族としての権利やらを手放して完全に嫁入り先の家の系図に入るのですが、仮にその嫁と一族に残っている近親者の繋がりがずっと続いて、ひいては有力純血家と一族の誰かが手を結ぶ、という事態は確かにないことではないと思います。なんですが、その場合一族の誰かの個人的な権力と結びつくことはあっても、一族としての何かと結びつくことはないんじゃないかなぁ。そんな事態を考えた事がなかったので即興ですが。
 純血家と結びつくのが一族の当主ならともかく、それ以外ならば一族(全体として)の力を使うことは出来ませんから、そんなに大きな影響を魔法界に及ぼすことは不可能であるような気がします。一族としての力を振るえるのは当主のみで、当主が純血家と糾合し魔法界で権力を振るうということはありえません。皆無と断言します。で、一族の誰かがそんなことやらかした場合は、面倒なことしてんな、と潰しにかかるんじゃないですかね。で、あっさり潰してしまう。一族内での当主の力はそれだけ強く、歴代の当主は個人としての力も相当なものでした。
 というか一族には分かりやすい形での権力はないんですけどね。君臨せずとも統治せずとい言うか、現在の英王室は助言と要望という形でダウニング街10番地に関わっていますが、一族はそれもないどっちかというと魔法界の象徴、というイメージでしょうか。いや、実際に象徴であるということではなくて。

拍手返信とか。

2008年08月06日
 更新しました。ハリポタ夢秘密の部屋編第二部(Act.14)。
 話数は続いてますので、第二部とは何となくキリの良いところで切っておきたいという書き手の都合です。
 セクションタイトルが大嘘こいてますが気にしないで読み飛ばしてください。第一部の夏は夏期休暇後半からハロウィーンまでの話ですが、この季節を普通は秋と言います。第二部はハロウィーンからクリスマス休暇までの予定ですが、この季節を普通は冬と言います。最初に夏から始まったのでフィーリングでタイトルつけたら見事にこけた典型です。

 以下拍手返信というかコメント紹介というか。今更ですが事後承諾ですみません、拍手コメント転載させて頂いてます。
 まだ頂いているんですが、またも切ります。


■8/6 13:33 7巻&佐伯さんの感想読みました~

>>>ありがとうございます。中途半端な感想ですみません。つっこみどころが…多かった、んだなぁ最終巻。一番死んで欲しくない人に死なれてしまいましたし、きちんと生きてハリーが向き合うべきだった人も死んでしまいましたし。ローリング氏の生み出す死は、劇的なものがないから虚しく悲しいという死そのものなんですよね。
 アンドロメダに関しては、シリウスの従兄弟だしブラック家を飛び出した女性だし、リーマスにも理解があるんじゃないかと期待していたんですが、そうそう上手くはいかなかったですね。このひとも夫と娘(と娘婿)に死なれて、姉の一人は死喰い人として倒され、もう一人とも交流があるとは思えませんし残されたのは孫だけなんだなぁと思うと、色々なところに悲しいことは転がってるものなんですね。
 えーリーマスの幸薄さにニヤニヤしてもいいと思います。私は実は多少してる…。



■8/6 13:41 8/2 16:04に主人公兄妹の家について質問した者ですが、~

>>>納得したまとめ方をされているようなので、コメント引用させてください

 主人公一族が、遠縁や一般市民と混血した分家その他諸々を削がないと 鼠のごとく大量発生して魔法界の敬意も無くなり、財産も散逸して貧困し、ウィーズリー一族なみに落ちぶれ認定されてしまう日も遠くないと思っていたのですが、よくよく考えると、いくら古くから、有史以前から?ある一族でも、その当時から人間はうじゃうじゃいたわけで、一族のはじめは一家族或いはごく少数の親族ですよね? 単純に考えて、ある時点の一万家族が2千年後に増殖したとしても、始祖の一家族の子孫で構成される一族(主人公の一族)の人口比は、どんなに多く見積もっても一万分の一以下ですよね。
 主人公の一族が遠く隔たった者にも規模は小さいとは云え、由緒ある家としてやっていけるだけの財産をあげれるのは、相当の資産家なんですね。
 アルヴィス一族が魔法界の一族として多いのは、先に述べた分与できる資産が巨大だということと、他の純血系名家のような血統間+階級間の婚姻に縛られないからですよね ヒエラルキーの上層どうしの婚姻を目標にすれば当然、各段に人口増加が抑制されるわけで…。
 私が比率云々言ったのは、例えば「石を投げれば弁護士に当たる」状況では尊敬も特別扱いも何も無いんじゃないか? ということです。
 アルヴィスは普通の「魔法族の純血の名門」とは土俵が違うとのことですが、それでも、平民どころかマルフォイ家レベルにも尊重されてる点で間違いなく「王侯貴族」(封建支配層という意味ではなくて)である気がします だから、それこそ他の魔法一族より圧倒的に増えて、異常な数になれば、「○○一族? ふーん最近よく見かけるよね?」 とか「山本っていう苗字多いよね」? という話題になりますよね(?)
 まあ、最初に述べた通り、いくら増えても全魔法使い数において統計的意味の生じる数になることはあり得ない〈依然として全体としては希少〉だとは思いますが一応。

>>>その通りです。まったく血に拘らないわけでもないと思うんですが、拘った結果子どもが一人しか生まれないのと、拘らない結果三人生まれるのでは後者を取るのがこの一族なんです。
 一族が財産持ちなのは確かです。ほぼ本家とその周辺に集中してはいますが。何せウン千年年分の財産ですから。中国当たりの王朝が、公共事業に金も使わず、倒れないまま続いてるようなものです。一部では税金収入もありましたから、膨大なものです。
 希少性が高く思えるのは、本家しかその姓を名乗れないから、というどちらかというと気分的な問題もあるんじゃないでしょうか。一族内の自覚だけではなく、すべての魔法族にもこの一族は尊敬しなければならないんだぞ! という親から子への教育がされていて、それは希少性に根拠を見いだすものではないので、鼠算式に数が増えてもそれはそれで状況はたいして変わらないんじゃないかと思います。逆に本家のみの価値がもっと上がる可能性もありますね。一族に敬意を払うのは、他の魔法族にとってごく間接的に自分自身のためにもなることです。


 長老会に居ることを許された高位の家族にとっては、一族が増えれば驚異じゃないですか?当主の座を末端に奪われる確率が増えますから

>>>それでもやはり使命感が勝るのだと思います。一族の中で権力が振るえる長老会に属するのは彼等の権利ですが、それは一族の使命という義務の上に成り立つものです。欧州、特に英国のエリート教育とは、権利を求めるよりも先に義務を果たすことを教えられますから、長老会とその周囲も家系もやはり、一族の義務を優先することが出来るのです。それが出来なくなったら多分家系図から消されるんだろうなぁと今思いました。

拍手返信。

2008年08月06日
 拍手返信です。質問沢山ありがとうございます。興味を持ってくださるのは嬉しいですし、返答が脳内設定整理にもなるので大変助かってます。
 まだ頂いているんですが、ちょっと多いので一旦切ります。8/6の午前中に頂いた分までの返信です。


■23:20 >理事の中に一族の人間もいますが、   やっぱり! これは、質問しようかと思ってました! でも名門で大富豪で貴族で、政界財界に進出しまくりの家に、いまさらホグワーツの理事ですかって聞くのも野暮なので。魔法界の名士・ホグワーツの理事の地位に就いているほどですから、当主の近縁か、遠縁の自立有力者(正統・中央から見れば格下だけど実力はある、例えるなら辺境有力者)だとお見受けしましたが、何故ルシウス閣下の「マグル贔屓追放」謀略に同意を与えたのか疑問です Q&Aを読む限り、マルフォイ家ですら威圧できない家なので、その人自身の決定ですか?
>>>ホグワーツ理事な一族の人間に関してはまあ本編に関わってくることもないと思うのでさらっと流してくれても構わない情報だったのですが(書く方としては、本編に関係ないところでの世間の狭さ・逆に世界の奥行きみたいなものを出したかっただけですし)、それを言っちゃうと一族の設定なんかはリドル関係以外、大方本編にはあんまり関係してこないので今更なのですが。
 多分この理事は一族の分家の当主か何かです。本家当主(ようするに主人公兄妹)と特に近縁というわけでもなく、一族中で力を持っているわけでもないと思います。一族で力があるのは、当主、長老会(おまけで本家直系)に限定されますので。分家同士で多少の上下関係はありますが、気にするほどのことでもないんでしょう。座すのは円卓ですし。
 分家なので当然一族の姓を名乗れないこの理事の家は、一族と関係のないところで力を持っている家なんでしょう。一族といえど本家と関係ないところで社会に関わっているわけですし、一族であることは優先されることですが全てではありません。
 「マルフォイ家ですら威圧できない」というのは少し誤解のある認識です。正しくは「マルフォイ家でも敬意を払う」であり、それと政治的圧力とは別物でしょう。その理事の社会的立場がルシウス氏に敵わなければ従いますし、考えが一致していても従うでしょう。このルシウス氏の謀略に関する理事の決定は間違いなく個人のものであり、一族とは関係ありません。
 余談ですが、ルシウス氏はハグリッドの言ったように「脅して」サインさせたわけじゃないと思います。あの人はすごく政治の出来る人ですよ多分。



■23:31 今晩は。夜毎訪問お邪魔致します。13話でもアレクシスの名前が…~
>>>こんばんは。いつもいつもありがとうございます。噂をすれば影来る、ではないですが近々アレクシス登場予定です。顔見せ程度ですが…。
 睡眠時間を奪うほどたいした話ではないんですが、お答えしますー。


 当主は継がれるものではないということですが、同時(もしくは同時期)に当主の資格を持った子供が二人以上生まれることはないのでしょうか。もしあるなら、どうやって当主を決めるんでしょうか。
>>>当主の資格を持った子どもが同じ日に二人生まれることはあります。そのときは一般的な慣習に則って先に生まれた子が当主になります。仮にその当主が亡くなった場合、もう一人が生きていれば当主はそちらに引き継がれます。

 兄を頂点とする血族は一枚岩ではない、と仰いましたが、偶然その理事が”純血至上主義者”や”階級主義者”だったってことですか。一族には社会の上層に居る者が多そうですし、校長派のマグル-混血との平等政策=現在までの構造の消滅 なので、抵抗することは考えられませんか(当主の近辺ほど特別視されないわけですし、彼らも自己の地位の保持のために魔法省の純血派と結託しても不思議じゃないとは思います)
>>>まったくその通りです。一族とは関係ないところで別個に社会との関わりがあるので、相応のしがらみもあるでしょうしルシウス氏との力関係もあったかもしれないです。その理事がどんな主義者だったのかは分かりませんが。前述の質問でも答えてますが、本編にはあまり関係ないところなので、個人の思惑まで深く考えてないです。すみません。ただ、自己の地位の保持というのはあります。社会に出てるなら当然ですね。


■11:52 家系図:『樹』ですか!粋なアイデア! 『木』は、先端の枝(つまり、今生きている世代)のどこを主軸(当主)にしても、同じ形で存在してますからね! ブラック家の家系図は、完全な世襲制(男系長子が常に当主・本家)ですから、それと好対照で興味深いです!~
>>>ありがとうございます。家系図が木のデザインっぽく描かれてたら素敵だな、という単純極まりない発想だったのですけども。一族を大きくする=樹を育てる、という言い方がなんだかしっくりきたというのもありますね。映画版で部屋一面にブラック家の家系図がデザイン的に、をやられたときにはああ、考えることは似たようなもんなんだな…とプロに対して失礼なことを思ったりしました。(でもあの顔はないと思うよ…)
 クリーチャーとレギュラスの関係は良かったですね。クリーチャーもまさかあんな良い方に転ぶとは思わなかったし。でも、刃物を持って突撃するしもべ妖精は怖い…。


 アルヴィスの血族ではしもべ妖精は奴隷じゃなくて普通の召使いという設定でしょうか(有給か無給かも教えてください)
>>>奴隷ではないですが、無給です。しもべ妖精に給料を払うというのは、多分ダンブルドアが始めてだったと思ってます。
 コーンウォールの城なんかはやたらでかいのに住んでる人数が少ないので、不足分をしもべ妖精に補って貰ってます。使用人と同じように仕えているので召使というならそうなのですが、彼らと一族の間にあるのはいわゆる雇用契約ではないんです。
 しかし貰った給料をドビーは何に使ってたんだろう。しもべ妖精社会でガリオン金貨が通じるとは思えないのに。しもべ妖精がそれだけ魔法使いの社会に組み込まれてしまっているということなんでしょうが、一族と契約をかわしているしもべ妖精は独自の社会を形成しているので、ドビーやクリーチャーとはまったく別ものだと思っていいかもしれません。


 例えば一族の者が、別の純血(や稀に混血でも)の旧家のしもべ妖精を奴隷として酷使する家の者を結婚した場合は、どうするのでしょうか?
>>>一族に入ってきた人間にはしもべ妖精の見方を改めて貰いますし、外に嫁いだり婿に言った一族の人間は入った家の慣習に従うでしょう。郷に入れば郷に従え、ですね。
 一族は別にハーマイオニーのようなマグルの近代的価値観を持っているからしもべ妖精と共存しているわけではなく、一族独自の慣習でそうしてるだけなので、しもべ妖精が奴隷であることが普通の価値観であるならば、自分がそれに合わせます。


 アルヴィスの者-苗字ではないのでこう読んでいいかわかりませんが-がブラック、レストレンジ、クラウチのような連綿と続く旧い名家と婚姻した場合、どうなるのでしょうか?! アルヴィス一族が嫁をもらう(男系)場合はその子孫も一族として数えられるのは問題ないと思うのですが、純血旧家の跡取りや男子が、アルヴィス一族の人と結婚した場合、その子どもはどちらの一族の相続人・継承人となり、どちらの一族の伝統の下に置かれるのでしょうか??? あの一族の継承者は男系も女系も同じように一族の成員としての意識と待遇があるようなんですが、結婚あいてが庶民ならともかく、由緒ある純魔法族男子だったら話がこじれるのでは?
>>>純血旧家の跡取りとの婚姻は基本的に避けています。何か昔こじれたことがあるようです。結婚は家の問題でもありますが個人の問題でもあるので、避けられない場合も皆無ではなく、家の方針に逆らって駆け落ちした、なんて話もありますし。
 どっちの系図に入るかというのは大方は世間一般の慣習と変わりません。一族に入ってくる(入り婿、嫁入り)の場合はその子孫は一族になり、一族から出て行った(婿に行く、嫁に行く)場合の子孫は相手の一族の系図に入ります。一族としては婚姻は全て一族に取り込むつもりでやりたいのは山々なんですが、婚姻はなにせ相手のあることですから。ですが男系女系は関係なく、嫁貰ったり婿取ったりはしてますね。
 後代、一族の血が入った他家との婚姻を積極的に行ったりもしてます。